株式会社アクロクレイン



[お話いただきました]
代表取締役社長
須田 誠 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、IT 技術と開発力を軸としたアクログループに参画する、「北海道」をキーワードとして設立した地方創生ベンチャーです。

アクログループはITに関わる全てのサービスを提供できる、36社で構成される企業群であり、システムコンサル、開発、保守、運用・次世代系開発(AI・IoT・RPA)・ネットワーク構築・ソリューション販売・経営者育成・教育事業等各社得意分野を持ちながらグループ全体により、お客様の課題をワンストップで解決できることを特徴としております。
グループ内には営業だけの会社や教育だけを受け持つ会社と完全に分業化されており、各々専門分野に集中することで常に最先端の技術力を探究しております。

函館を拠点とする当社では、現在、ニアショア開発がメインとなり、北海道内の3拠点でWEB開発やWEB制作を行なうほか、各自治体や教育機関と協力しながら、地元支援に繋がる事業として、イベントの企画・運営や、自主メディアの運営にもあたっており、将来、北海道で働きたい人材の受け入れ先として、また北海道から世界へと羽ばたいて行ける人材の育成に力を注ぎたいと考えております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

アクログループが地方展開として47都道府県に拠点を作ろうという動きがありまして、私が函館出身であったことから地方展開の1社目として函館が候補になりました。そればかりでなく函館地域からの手厚いサポートや、助成金制度も他地域に比べて金額は同じであっても、企業側の立場に立った利用のし易さがあるように思いました。

また当社は北海道全域を事業地域と考えておりまして、現在の札幌の、人口に対する経済基盤が、まだまだ未整備なところに可能性を感じております。
ですから長い目で見て、サポート、助成金がしっかりいている函館を選択いたしました。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

地元採用の社員の技術力も高く、東京では採れない人材が、函館に戻りたいという理由で中途採用に応募するケースありますので、採用面での効果は大きいと思います。
また、自治体や教育機関と連携して、地方でしかできない事業や、地方だからできる事業というものに取り組んでいます。
こうした東京での仕事では得られない経験によって、担当スタッフの視点が変わり、新たな事業展開につながると思います。エンジニアの技術以外にも目配りができる事で、新たなビジネスが生まれてくる可能性を感じています。

昨年、16歳以下のプログラミングコンテストの立ち上げにご尽力されたとお伺いしましたが

U-16プログラミングコンテスト」という名称で、これまで札幌、旭川、帯広、釧路で開催されてきましたが、昨年はじめて函館大会を開催したことにより、北海道の主な主要都市で地方大会が開催される規模の取り組みとなりました。全道大会も毎年開催しており、来年は函館での開催が話題にのぼっております。
函館には理系の大学として、はこだて未来大学や函館高専があり、学生のレベルも高いのですが、地元からの進学希望者は少ないのは、オリジナルでプログラムを作るほどの興味を持つ生徒がいない事が原因と思われますので、その間を取り持つための大会になればと考えています。
コンテストも、2025年までには全国規模になる予定です。そこで優勝や入賞すると、人との出会いも経験でき、将来エンジニアを目指す良いきっかけになるはずです。発表会的なコンテストでなく、もっと将来に影響するものになればと思っており、ITや函館に貢献するような人材をつくることが、私として貢献できる事だと考えています。

今後の展望について、お聞かせください。

採用については、設立当初の予定よりも順調に進んでいます。当初は3年後に9人程採用できればと考えておりましたが、約1年半で15名程採用できておりますので、これからも継続的に成長していきたいです。
東京では人がいれば仕事に繋がりますが、地方では技術力がないと仕事にならないので、単純に人を増やすのではなく、しっかりと仕事のできる人間として、採用後も教育に力を入れなければなりません。そのためにも、先ずは各拠点の体制拡充を目指します。
当社の売上は初年度:1憶7千万円、2年目:3憶円程度と順調に伸ばしていますので、早々に売上10憶円の達成を目標としており、目標達成ための具体的な取り組みとして、海外展開や自社サービス開発に注力していきたいと考えております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社アクロクレイン
所在地
〒040-0011 北海道函館市本町3-12 カーニープレイス函館5F
☎︎0138-88-1140 FAX:0138-88-1139
e-mail
contact@acrocrane.com
URL
https://www.acrocrane.com/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 須田 誠
設立年月日
2018年6月6日
従業員数
13人(うち,正社員 9人(うち函館事業所 2人))
資本金
980万円

主要製品・サービス

主要取引先

WEBサービズ事業者、SIer

関連会社

株式会社アクロホールディングス

株式会社アサヒ




[お話いただきました]
常務取締役
石本 丈尚 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、お客様が望む電気に関する「こんな事できないかな」というご相談をスピーディーに具現化でき、設計から製作、場合によっては販売までのすべての過程に一貫体制での対応が可能なところが強みです。

設計部門はシステム設計、回路・筐体設計、専用のソフト開発までこだわりの開発を可能にしており、製造部門では、操作性・安全性に優れたシステム制御盤、最先端技術が次々と導入されるCT・MR・XR等の医療用制御機器の分野をはじめ、各種プリント基板の部品実装を試作品から量産品まで幅広く対応いたします。

函館事業所では、お客様のニーズに合わせたもの作りとして「より高い技術で、より良い品質を、より安い価格で、より正確な納期で」製品を提供しており、現在9人体制で産業機器の制御盤などの生産を行っております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

お客様に恵まれ進出を決定しました。きっかけは、函館市主催の「ものづくりシティセールス事業」函館視察研修会に参加した際に、ご紹介を受けた地場企業様からの発注依頼でした。

その後、函館市様からのバックアップ・サポートをいただきつつ、函館市産業支援センターへ入居し営業に注力、進出当初はお客様の社屋内にて製作作業を行うなど、実績を積んだ後、事業所建設に至りました。
現在函館事業所では6割が市内での受注となっています。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

札幌の企業様との取引など、道内受注の増加につながりました。また、函館事業所で働いて頂いている女性の方々のレベルの高さが評価され、関東においても女性社員の採用が増えました。

今後の展望について、お聞かせください

函館進出の後押しともなった案件に、業務用食材の解凍に、高周波を利用する小型解凍機の開発製造があります。当社としては初めての製品でしたが、こうした電気制御を活用する機器への対応に向け、研究や改良開発といったスタッフも充実させたいと考えています。
また最近ではパートナー企業と連携してロボットSierにも取り組んでいます。人手不足が顕著な一次産業、とくに函館でいうと漁業関連などへの応用も視野に入れ、汎用のロボットアームを利用した事業提案に当社のビジネス活動の可能性を感じているところです。

教育機関との連携にも取り組まれているそうですが

函館高専で実施されている、地域課題対応型創造実験(PBL)に参加しています。これは、企業の課題をテーマに学生が課題解決に取り組む授業で、当社はお寿司を笹の葉で包む作業をロボットアームを使って実現するという取り組みに、大阪のロボットメーカーの方とともに参加しました。一次産業での人員不足への応用も期待できるものと考え参加させて頂きました。

※2020/3/9取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社アサヒ
所在地
[本社] 〒136-0071 東京都江東区亀戸1-8-5 小林ビル4階
☎︎03-3683-1561 FAX:03-3683-1549
[函館製造部] 〒041-0801 函館市桔梗町379-30
☎︎0138-83-7180 FAX:0138-83-7183
URL
http://www.asahi-j.com

会社概要

代表者名
代表取締役社長 宮野学
設立年月日
1952年6月27日
従業員数
151人(うち函館事業所 4人)
資本金
9975万円

主要製品・サービス

  • MRI画像診断装置
  • Ⅹ線CT断層撮影装置
  • 電位治療器
  • 低周波治療器
  • IT機器
  • 公共事業設備
  • 電力・太陽光発電関連機器
  • ビルシステム関連機器
  • 環境保全機器
  • 省力省エネ関連設備
  • 半導体製造設備
  • レーザー加工品
  • 食品関連機器

主要取引先

㈱日立製作所ヘルスケアBU、㈱日立産機システム、AIメカテック㈱、ココロカ㈱、東北電機製造㈱、極東サービス㈱、小池酸素工業㈱、テスコ㈱、㈱キ ンセイ産業、エス・ケー・イー㈱、三和機材㈱、㈱ ライト、日鐵住金溶接工業㈱、福井電機㈱、千代田 商事㈱、三国商事㈱、㈱メデック、㈱朝日工業社、ビアメカニクス㈱

その他

函館以外に千葉県(2拠点)・タイバンコクに製造 工場を構えています。

株式会社AIハヤブサ



[お話いただきました]
代表取締役社長
村松 洋明 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、公立はこだて未来大学発ベンチャーとして、AI研究の第一人者である公立はこだて未来大学 松原仁教授(現・特任教授)に経営参画していただき設立した会社でございます。 
関連会社である(株)ミラック光学と、はこだて未来大学による産学連携での研究成果として、画像解析系の人工知能検査システムである「AI ハヤブサ」を開発し、AIの社会への適用を目指しております。

画像解析に AI を利用する際、良い頭脳としての AI には良い画像データが必要で、その良いデータを取るためには良い光学系が必要になります。そこに(株)ミラック光学の光学技術が活き、常にリンクしながら開発できることが強みです。 

外観検査において、傷の検査については通常の画像処理で対応可能でしたが、色ムラの検査については人間の官能検査に近いもので通常の画像処理では誤判断が多い事にフォーカスし、ロボットアームに搭載したカメラにより色ムラや傷の判断をAIが画像解析するシステムの開発に至り、現在各種展示会に出展させていただいております。

色ムラ検査の発表は自動車業界や食品業界から大きな反響を頂きましたが、これまでの色ムラ検査が人的にペンライトで角度を変えながら色ムラの有無を確認するという非常に高い品質レベルを誇る作業である為、当社の画像解析システムが、人的作業を完全に置き換える品質レベルを目指し、日々画像解析精度の向上に努めております。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

函館地域では産学官の連携が充実しており、公立はこだて未来大学や函館高専との共同研究などが可能になりました。また、函館高専の先生に「ものづくり系」のベースがある学生さんが、AIのノウハウを学ぶことは、人材育成の面で非常に有効であるとお話したところ、ご賛同をいただき、学内に愛好会が立ち上がりました。
当社にも高専の卒業生が入社しておりますので、先輩として愛好会への指導に出向くなど、関係づくりを強化しております。

また、函館をはじめ、漁港での水揚げから管理・物流に至る一連の流れにAIを活用し、瞬時の魚種判別やトレーサビリティの構築など、豊かな資源を活かした事業展開にアプローチできる効果もありました。    

今後の展望について、お聞かせください。

「AIハヤブサ」を活用し、漁業の新たな仕組みづくりに挑戦しています。漁業の他にも、農業・畜産などの一次産業をはじめとした共同研究も行っています。最終的には地域資源を活用したAIの新たなビジネスモデルを確立させたいと考えています。

また平成29年には、地域未来牽引企業としての選定も受けました。大変光栄なことだと感激しつつも、将来的な地域経済への貢献を期待されての選定だと推察しており、その期待を裏切らないよう地場産業へのAI関連技術の活用など、地域未来牽引企業にふさわしい取り組みに挑戦していきたいと思っております。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

AIの導入は費用対効果が事前にわからないため、導入一歩前のハードルが高いことが課題です。現在は簡易検証サービスとして、お客様が検査したい業務のOK・NGサンプルデータまたはサンプルワークを当社にお送り頂き、導入できるかを判断するための初期検証を行っています。
また、AI導入にあたり、特に初めて補助金の活用をお考えのお客様には、採択に向けたアドバイスや専門家のご紹介といった補助金活用のサポートを行うなど、導入リスクの軽減をお手伝いさせていただくことで、導入のハードルを下げる努力をしております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社AIハヤブサ
所在地
〒041-0801 北海道函館市桔梗町379-32 函館テクノパーク内
☎︎0138-76-4659 FAX:0138-76-4659
e-mail
info@aihayabusa.co.jp
URL
https://aihayabusa.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 村松 洋明
設立年月日
2017年3月16日
従業員数
4人(うち函館事業所4人)
資本金
500万円

主要製品・サービス

  • AI画像解析・検査システム(画像処理機能をベースにAIによる画像認識機能を加えた画像検査ソフトです。あらゆる現場に合わせてカスタマイズし、最適なシステムを提供します。)
  • AI搭載型外観検査ロボット(AI技術を搭載した多関節ロボットにより、曲面、鏡面の全方位、全角度を高精度に検査します。)

主要取引先

大手自動車メーカー、素材メーカー、食品メーカーなど

関連会社

株式会社ミラック光学

株式会社エスイーシー



[お話いただきました]
代表取締役社長
永井 英夫 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、公共ソリューション事業、医療ソリューション事業、産業ソリューション事業といった情報処理事業のほか、情報通信事業として、通信系・制御系のシステム及びソフトウェア・ファームウェア・ハードウェアの設計開発案件を受注する総合的な技術力が強みとなっております。
また、北海道内IT企業としては珍しく「耐圧防水樹脂システム」技術において特許も取得しております。そのほか、情報処理の国家資格取得者の在籍人数が北海道内のIT企業中最多であることも当社の強みとなっております。

現在、当社はシステム開発が主たる業務でありまして、情報処理分野では公共関連(地方自治体システム)、医療関連システム、一般企業のシステム全般を扱っております。また、情報通信分野は主にメーカーからの受託開発で、最近は5Gなどの開発系業務がメインとなっております。
また、当社は水産海洋プロジェクトという産学官連携の取り組みによる、深海でも電子機器類を正常に動作させる耐圧防水樹脂[ジェラフィン]の開発・販売を行っている他、気象データ解析システム「ウェザーバケット」、地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」の提供も行っております。

函館で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

当社は、北海道のIT企業としてはそれなりの知名度があるため、北海道内での人材確保には有利に働いていると思っています。現在、未来大の卒業生で60数名、函館高専も同じく60数名、室蘭工大が最も多くて70数名の採用社員がおりますので、函館に立地している大きなメリットと感じております。
デメリットとしては地元企業様からの大型受注が難しいことです。
公共のシステム開発なども現在は全国に展開し、業務規模が拡大した分、地元からの受注比率は下がっています。一般企業様では、水産加工業については本社機能が函館にあることから一定量の受注はありますが、今後増やしていくのは簡単ではありません。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

[ジェラフィン]開発の際には、工業技術センター様や函館地域産業振興財団様には開発当初からいろいろとご相談にのっていただきました。
また、試験には高額な機器が必要になるケースが多いので、工業技術センター様の機器をお借りするなど、いろいろとご協力いただきながら開発いたしました。

今後の展望について、お聞かせください

現状では全体の6割が管外の仕事であり、関東にも営業拠点を置いておりますが、「地域貢献」を企業理念とする当社としては、函館での雇用確保という姿勢を崩さぬよう、若干無理をしながら函館で業務を行なっている状況です。
そのような経緯から地元で完結出来る新規事業を考えており、[ジェラフィン]もその一つとなります。将来的な[ジェラフィン]の全国展開を見据え、函館で試作品を作り、全国の現場で試験を繰り返しながら、期待を持って計画を進めております。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

パートナーとして協業できる企業様が増える事を歓迎します。ただ短期的な視野で仕事をする企業様よりも、長い目で見て地元雇用につながる企業様、例えば工場を持つ製造業といった分野での企業立地を進めるのが良いと考えます。

函館のブランドを活かせるような食品製造といった分野にターゲットを絞ったアプローチが必要なのではないでしょうか。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社エスイーシー
所在地
〒040-8632 北海道函館市末広町22番1号
☎︎0138-22-7188
URL
https://www.secnet.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 永井 英夫
設立年月日
1969年(昭和44年) 10月
従業員数
539名(男性441名・女性98名)令和元年10月現在
資本金
4,000万円

主要製品・サービス

●公共ソリューション事業●医療ソリューション事業●産業ソリューション事業

[自社製品]
●多機能気象観測システム●地域医療連携ネットワーク●μITRON向けUPnP開発キット

主要取引先

函館市および北海道地域の各市町村、諸官庁・病院・医療機関、民間企業
日本電気(株)、日本電気グループ各社

株式会社オルタナティブシー



[お話いただきました]
代表取締役社長
高瀬 了一 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

 当社は、企画・制作・開発と、ITで必要な要素をワンストップで実施できることを特徴としております。

 システム導入の費用対効果を算出し、現場から何百時間短縮できるかといった省人化に向けたプロセス調査をするコンサルティングを含めた企画をはじめ、インターネット上で行う広告および、ウェブページのデザインの制作や、サービスの使い心地であるUI/UXをデザインし「みえる・さわる・わかる・つかう」を備えた体験を提供します。

 開発はプログラミング等の実装はもちろん、データベースの構築やクラウドサービスを利用した環境構築も行っており、ワンストップでシステムを完成させます。昨今では運用フェーズも受け持ち、目標の達成率や、費用の回収率といったレポーティングもやらせていただいております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

知人が函館に進出しており、UIをやってるならこんな研究してる大学があると、はこだて未来大学を紹介されたのが切っ掛けで、大学の研究内容に興味を持ったことから進出を決めさせていただきました。

今後の展望について、お聞かせください。

私たちが得意とする現在の領域は画面を見ることで完結しておりますが、それは別の側面から見ると、画面を見れない方は対象外となっていますので、函館R&Dセンターでは公立はこだて未来大学さんが研究されていることに刺激を受けつつ、画面を使わなくてもコンピュータと対話が可能な分野、真の意味でのUI研究に携わることで、将来的には ITの枠を超えた事業ができればと考えております。

今後は、函館R&Dセンターでの人材確保と研究開発をすすめる予定であり、実際にUIについて研究されていた方に入社していただきたいと考えております。

※2020/3/9取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社オルタナティブシー
所在地
[本社] 〒460-0002 名古屋市中区丸の内三丁目17-28  第二リックスビル6F
☎︎0120-110-841 FAX:(052) 951-1566
[函館R&D] 〒041-0801 函館市桔梗町 379-32 函館産業支援センター プレインキュベータールーム B-1
e-mail
info@alternative-c.co.jp
URL
https://alternative-c.co.jp

会社概要

代表者名
代表取締役社長 高瀬 了一
設立年月日
2014年08月07日
従業員数
正社員4人(プロジェクト毎にパートナー増員)
資本金
300万円

主要製品・サービス

  • 情報システム、デジタルコンテンツ、サービスに対する技術支援業務
  • 情報システムの企画、設計、開発、コンサルティング業務
  • デジタルコンテンツの企画、制作、コンサルティング業務
  • プロダクツ企画、開発、販売、保守業務
  • 印刷物の企画、制作業務
  • 上記1~5の業務に関わる技術者の人材派遣、及び、人材紹介業
  • 前各号に附帯、または関連する一切の事業

主要取引先

株式会社 システムリサーチ
株式会社 デジタライズ
株式会社 トヨタシステムズ
株式会社 フリークラフト
株式会社 ビジネスブレイン太田昭和
教育産業 株式会社
サンケンフォーキャスト 株式会社
大興電子通信 株式会社
豊田市飲食業組合

株式会社グローバル・コミュニケーションズ



[お話いただきました]
常務取締役
笹谷 努 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、「すべての人が IT の恩恵を享受できる社会づくりに貢献する」を企業理念に誰もが使いやすい IT システムの開発を行っております。創業時からパソコン教室を開設し、パソコン利用を困難に感じている方たちと身近に接してきました。そんな中、手が不自由な方や体が動かせない方の意思伝達に IT を使えないかと考え、「絆シリーズ」として販売中のデジタルペンに出会う事で本格的なシステム開発をスタートして自社製品として販売に至りました。特に筆記内容をデジタルデータ化する事で大幅な業務効率の改善を図る「コミュニケーション支援プラットフォーム 絆 Ver2.0」は幅広い分野でご利用いただいております。

当社はお客様のニーズに合わせた業務系・情報系・組込系システムの設計、開発、構築、運用管理までをトータルにご提供するシステムの受託開発や創業時から続く人材育成事業、エンジニアやプログラマなど高い技術力を持った人材の派遣事業などを行うかたわら自社製品へのフィードバックに期待をかける保育事業や配食サービス事業も展開しております。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

函館の魅力をうまく発信して、国内の他地域や海外に売り込めるように協業できるIT企業や、ITのコンサルティングで首都圏にチャネルを持ちながら、函館で仕事をする企業や個人の方に増えて欲しいと思います。企業が単独で売り込むよりもオール函館として当たり、各々得意分野が活かせるようモノづくりとITが連携することで、スタッフ適正や経験に合わせて企業間の移動もスムーズにできるような仕組みがあれば理想的だと思います。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

社屋建設への助成や大規模展示会への出展費用助成など、函館から全国へ、当社の取り組みや魅力を発信するためのサポートが充実していると思っておりまして、今後もこうした施策を継続していただければと考えております。

函館地域で事業を行う上でのメリット・デメリットを教えてください

メリットとしては函館に所在する企業だと説明をした時の反応が良いところです。

首都圏の企業様とのお仕事についても地域的なデメリットを感じることは有りません。昨今ではテレビ会議システムの利用で作業についてのミーティングにも不自由を感じることが無くなっていると感じています。

今後の展望について、お聞かせください。

IT分野は働く場所に依存しないので、函館地域の暮らしやすい環境を活かしながら雇用を拡大したいと考えております。受託開発をメイン業務としながら、自社製品開発のスタッフを充実させて、IT化が進んでいない分野で、業務軽減に向けた製品を普及させたいと考えています。
また、そうした取り組みで函館には、面白いことをやってる会社があると評価され、函館に貢献できる会社でありたいと思います。

IT企業でありながら保育事業も手がけていらっしゃいますが

当社運営の保育園は、当社の社員の働きやすさに貢献する福利厚生としての役割と不足する保育士さんの業務内容を知ってシステム開発に役立てたいという二つの側面を持つもので、現在も登園時の顔認証をAIロボットで実用化するといった開発を行なっているところです。おかげさまで現在は定員が埋まっている状況ですが、当社協力企業としてご登録いただければ提携保育園としてご利用いただけますので、求人などに役立てていただけるものと考えております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社グローバル・コミュニケーションズ
所在地
〒041-0801 函館市桔梗町379-16
☎︎0138-34-5566 FAX:0138-34-5577
e-mail
t-sasaya@hakodate.fm
URL
http://www.global-communications.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 笹谷 隆
設立年月日
1999年4月19日
従業員数
93名
資本金
3,600万円

主要製品・サービス

  • 受託システム開発
  • コミュニケーション支援プラットフォーム 絆 Ver2.0

主要取引先

内閣府・北海道・函館市・乙部町
㈱エスイーシー・NECソリューションイノベータ㈱・北ガスサービス㈱
㈱英揮情報システム・㈱インテリジェントウェイブ

関連会社

㈱GCNetソリューションズ
㈱ライズ・マーケティング・ジャパン
一般社団法人コミュニティほっかいどう

株式会社クロス・プロップワークス



[お話いただきました]
事業部長
成田 幸夫 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

顧客企業がコア業務に人材や資源を集中できるよう支援することです。同時に、顧客企業のコスト削減や業務の標準化、業務改善にも取り組みます。函館では国内で受託した業務(運用)を行なうBPOとして社員含めて120名体制で営業しております。

私どもが行う業務内容は、リサーチビジネス支援、ドキュメントソリューション、品質検証・テストサービス、Webサイト運用サービス、社内情報システム運用 支援といった、いずれも大変人手のかかる業務をアウトソーシングでお受けするサービスを提供しております。
これらの業務を安心してご依頼頂けるように、お客様の業務への理解を徹底的に深める研修制度、ニアショアメリットを活かした品質とコストの両立、万全のセキュリティ体制などを用意して おります。当社へアウトソーシングいただくことで、お客様の会社はコア業務に人材や資源を集中していただくと同時に、社内のコスト削減や業務の 標準化、業務改善にお役立ていただけるものと考えております。

また、当社はマーケティングリサーチ事業・ITソリューション事業を行うクロス・マーケティンググループに属しており「マーケティング」と「IT」という強力な2つの強みを継承し、必要に応じてグループ各社とも連携してお客様の課題解決を図って参ります。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

函館での事業展開の決め手は、各種の教育機関が充実している事です。公立はこだて未来大学であったり、函館高専や北海道教育大学函館校など優秀な人材を輩出している高等教育機関があり、そうした優秀な人材をリソースとして確保できるというのが主な理由となっておりまして、女性の働き手が多いという点もポイントとなっております。

また、地震・台風などの自然災害の少ない函館は、BCP(事業継続計画)を考える上で最適な環境です。冷涼な夏、北日本のなかでは雪の少ない冬により、一年を通じて安定した業務遂行が可能です。

勤務される方はやはりPCスキルをお持ちの方が多いですか

もちろん初めから高いスキルをお持ちの方もおりますが、当社は研修制度が大変充実しておりまして、配属部署により多少異なりますが1~2ヶ月程度、先輩スタッフが横に付き丁寧に指導します。実務へ入ってからも先輩スタッフがフォローを行い、安心して業務へ取り組めるようにしています。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

若者世代やUターン希望者の就職にもつながり、未来大学を含めた地元の優秀な人材を採用できたことに加え、IT化によるBPOサービスへのニーズ増加により、安定的に受注できるようになりました。

未来大の学生さん同士でも紹介しやすい職場だと思っています。実際に未来大を卒業して社員になられた方も3名おり、Uターン入社の方も6名ほど在籍しております。Iターンの社員も2名、観光で函館を訪れ、そのまま函館に住みたくなった方が、アルバイトや就職に応募してきたというケースもあります。

社員の反応はいかがでしたか?

函館で暮らしつつ、東京と同じように最先端且つ刺激のある仕事が実現できると話しております。
また、親会社が東京にありますので、当社に就職後、業務として一定期間本社に行き、業務を習得して函館に持ち帰るといった事も行なっております。創業から2年半で既に100名近い方が働いており、多くの仲間と共に組織の成長を肌で感じているようです。

今後の展望について、お聞かせください。

設立にあたっては函館市と連携協定を締結しまして、産学官連携による事業創造と雇用創出に向けた取り組みとして、より多くの函館の方々に参加いただけるような事業を構想中です。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

当社と同じような業態の企業様が増えていただければ、連携もしやすいですし、更に大きな案件を受けられると考えています。同業他社様と協業することにより、業務を分担する事で、相乗効果が生まれ、函館地域にも貢献できると考えております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社クロス・プロップワークス
所在地
〒040-0001 北海道函館市五稜郭町1-14 五稜郭114ビル2F
☎0138-88-1177 FAX:0138-88-1178
e-mail
cp-contact@propworks.co.jp
URL
https://www.propworks.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 渡邊 純史
設立年月日
2015年4月27日
従業員数
120人(うち、正社員8人)
資本金
1800万円

主要製品・サービス

顧客企業の業務プロセスの一部を継続的にクロス・プロップワークスへ集約することで、品質・生産性の向上、コア業務に人材や資源を集中できるようBPOサービスを提供。

主要取引先

株式会社アイエスピー
株式会社アイ・エム・ジェイ
カタリナ マーケティング ジャパン株式会社
株式会社クロス・コミュニケーション
株式会社クロス・マーケティング
五反田電子商事株式会社
株式会社世界堂
株式会社ショッパーズアイ
株式会社メディリード
株式会社モニタス
株式会社デジタルハーツ
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
ヒューマンアカデミー株式会社

関連会社

・親会社:株式会社クロス・コミュニケーション

宏輝株式会社



[お話いただきました]
営業部第一営業副部長
梅津 彰 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、創業以来60年、一貫して甘草からグリチルリチンを製造しており、医薬用グリチルリチン酸モノアンモニウムにおいて、世界最大の出荷実績を誇るメーカーです。 甘草から精製されたグリチルリチンは医薬品用のほか、食品用、化粧品用として、幅広く利用されていますが、当社は医薬品用に特化し、肝炎・アレルギーの注射薬・錠剤の原料として、グリチルリチン酸モノアンモニウムを医薬品メーカーへ供給を続ける医薬品原料メーカーであるとともに、食品用、化粧品用グリチルリチンの販売も行う甘草の総合商社です。

また、医薬品原料製造で培ったノウハウを活かした、ジェネリック医薬品メーカーへのAPI(原薬)を販売する医薬品事業や、甘草由来原料販売で培った販路を活かし様々な化粧品原料を販売する化粧品事業も行っています。強固なトレーサビリティが求められる医薬品業界においてメーカーとして60年以上培ってきた品質管理・品質保証に対する高い意識とノウハウを活かし人々の健康に貢献できるよう日々努力を重ねております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

函館進出の決め手は、既に飽和状態にある植物由来原料に対し未利用で競合が少ない分野であった「海藻」の機能性成分に着目した際に、まず函館が昆布を始めとする海藻の国内最大の産地であったこと、加えて北海道大学を始めとする海藻に関する研究を行う研究機関が多数集積していたこと、さらに、函館市からの熱心な誘致、手厚いサポートを受けたことです。函館市には、進出前より多くの研究機関をご紹介頂くなど多くの相談にのって頂き、進出後も研究機関や生産者、地元企業を紹介して頂くなど幅広くサポートを頂いたことから進出から事業化まで非常にスムーズに進みました。現在も様座な事柄で相談にのって頂いております。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

函館市は国内最大の海藻産地であると同時に、海藻に関する世界的な研究地でもあります。この成果を活用し海藻産業を活性化すべく、当社は、海藻の有効活用・産業化を推進する「海藻活用研究会」に参加しております。研究会には研究機関のほか、生産者である漁業者から最終品を販売する企業まで海藻をビジネスとして考える企業さんに多く参加いただいております。将来函館地域が「海藻バレー」として海藻ビジネスの世界的な拠点となる事を構想しています。現状、研究分野での集積はありますが、それを活用する企業にもっと増えて欲しいと思い活動しています。 函館地域だけでなく北海道全般に言えるのですが、加工業の方が不足しています。例としては、おぼろ昆布、とろろ昆布という昆布加工品については函館以外で作られています。原料を出荷していながら地元で加工できずに失われている付加価値は大変大きく、地元の豊富な原料を活かした製品化を考えた時に、加工依頼先が無いことが残念です。原料産地と加工地の一致が事業の持続性に通じますし地域の発展にも繋がると考えております。海藻は世界に誇るスーパーフードですから海外市場に挑戦する発想を持つ企業さんに進出していただきたいです。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

函館の産地イメージが良いことと、海藻機能性成分について函館地域の各研究機関の協力を得ることが出来たことから、
①製品の開発速度が大幅に向上した。
②顧客とのマッチング支援により顧客獲得に結びついた。
③北海道大学などとの共同研究が可能となった。
④原料への拘りなど産地の強みを活かすことで他社との差別化が出来た。
⑤函館のイメージが良くお客様が函館に出向いて頂ける機会が増えました。漁の現場など実物を見て頂くことで充実した商談が出来ている。
などの大きな効果がありました。

社員の反応はいかがでしたか?

当初は新たな領域へゼロからの挑戦ということで不安もあったが、函館市や地域の皆さんからの支援を頂いたことで、社長をはじめとする経営陣の理解を得られ、現在は事業拡大に向け期待も大きくなっております。

今後の展望について、お聞かせください。

日本人にとって身近な海藻は、海外ではほとんど利用されておらず、近年新しい素材として注目を集めていますので国内市場を足がかりとして海外市場への進出も計画しており、将来的には世界中で海藻が身近な素材となるよう取り組みます。
事実、増粘剤といった科学物質を脱ケミカルという事でガゴメの成分に置き換えられないかといった問い合わせも増えていますが、まだまだ漁業には家内制手工業的な課題が多く、もっと大きなビジネスにする為には、原料の増産への取り組みが必要だと考えています。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

函館地域に限らず北海道全体に物流の日数とコストが大きな負担となります。今後、取引が大きくなった場合、国内外への物流ルートの新規開発が必要だと感じています。また近年は、原料となる海藻資源の不作が続いております。さらに漁業従事者も高齢化などの理由で減少しており、これまで以上に資源確保が難しくなると予想されます。事業拡大には原料確保が不可欠であり、資源の回復や漁業従事者の確保に向けた効率化など、地域の関係各機関で協力した取り組みが必要ではないかと思われます。
当社としても、これまでのご支援に応えるべく、日々研究開発に取り組み新しい価値を創造するべく努力を重ねて参ります。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
宏輝株式会社 函館事業所
所在地
[本社] 〒102-0075 東京都千代田区三番町2番地 KSビル1F
☎︎03-3263-2081 FAX:03-3263-3441
[函館事業所] 〒040-0052 北海道函館市大町13-1 函館市臨海研究所2F
☎︎090-8742-5084
e-mail
umetsu@cokey.co.jp
URL
http://www.cokey.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 吉田直正
設立年月日
1953年
従業員数
70人(うち函館事業所 5人)
資本金
1000万円

主要製品・サービス

  • 甘草由来医薬品原料の製造販売、および医薬品以外の甘草関連製品の販売
  • 医薬品原料の輸入販売および医薬品の輸出
  • 化粧品原料の販売

主要取引先

大手製薬メーカー各社
大手化粧品メーカー各社

関連会社

宏輝システムズ

有限会社澤田米穀店



[お話いただきました]
専務取締役
澤田 導俊 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当店は、大正4年創業で、米の販売については100年の歴史を持っていますが、農家さんとのお付き合いは農閑期の精米工場の手伝いが中心で、直接の取引きというのは先代の頃には数件でした。それが今では取り扱いの9割ほどを生産者の方から直接仕入れています。

当店で扱う「特別栽培米」は農家さんが経験で培った、美味しいお米の作り方を実践した上で、農薬・化学肥料の使用を半分以下に抑えて育てて頂く。こうした新しい取り組みについて農家さんに理解を求め、5年がかりでやっと販売にこぎつけました。当店では、同じ「ふっくりんこ」でも地域や生産者の違いで三種類取り扱っており、お客様には「〇〇さんのところの“ふっくりんこ”が美味しいわ」という食べ比べを楽しんでいただき、品種ばかりでなく生産者のファンになる流れを作っています。そうした消費者の思いを生産者の方にフィードバックすることで、やり甲斐につなげ「お米」を通した「思い」を伝えることが、わたしたちの役割だと捉えています。

身近すぎる「お米」は現在、銘柄だけで選ぶものとして疑問も持たずに買う方が多く、野菜はオーガニックを意識しても、お米は意識していない方が圧倒的です。毎日食べるものだからこそ、もっと「お米」に興味を持ち、銘柄にも生産者や地域による違いがあることを、当店を訪れることで気付いていただけるよう心がけております。また最近は良いお米は、小さなお子様にとっても安全で安心して食べさせらるものと、「ポン菓子」を製造・販売して、北斗市の特別栽培米の付加価値を高める作業に取り組んでおります。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

世界的に見ても自然食のお店は増えていて、首都圏でもオーガニック専門店が人気です。北海道は良い素材が沢山あり、土地にも余裕がありますので、オーガニックを専門とする企業さんが進出して盛り上げてほしいと思います。
当社は、昨年低温倉庫も新設しましたのでオーガニック食材の加工業者様とは、原料供給といった協業も可能です。北斗市は北海道水田の発祥の町としての歴史を持ち、安定した品質、味の良さを誇っていますので原料としての優位性も高いのではないでしょうか。

函館地域で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

北斗市は、積算温度も高く、栽培期間も北海道の中では長いため品質の優れた「お米」が作られている歴史ある地域です。地元から発信してアピールのできる地域だと思っています。
ただ流通コストの高さが問題になる事が多いです。関西方面、特に大阪にはオーガニック関連の規模の大きなお店が多くあり、当店も流通費を抑えた真空パックの商品を届けていて、首都圏を超る出荷量となっています。ですが他のオーガニック食材については、北海道からの出荷は少ないようです。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

サポートについては存分に利用させていただいております。使い勝手の良い補助金などが沢山あると思います。皆さんももっと販路拡大などに活用できるのではと日頃から思っています。

また当社では2年前に新たにお菓子類を製造するため、農商工連携の認定を受け加工品工場を設立しました。工業技術センター様には検査での利用のほか、新商品に関するアドバイスや、加工設備を持つ工場をご紹介いただくなど大変助けられております。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

課題は山積みです。工場の稼働率を上げるには人の雇用も必要ですが確保は大変です。お菓子については営業部門を減らし、卸売り様に販売を託すかたちで生産量の確保を主体に事業化しています。
お米については加工業者が少いことから、生産者にとっては選択肢が少く魅力がないと言われています。お米の生産者についても、生鮮野菜に比べ、まだまだ消費者側の認知度の低さを感じいるところです。

今後の展望について、お聞かせください。

お米の加工品を携えて海外の商談会などに参加しますと、日本の商品について評価が高いことを実感します。最近は様々な機関が商談会などを用意してくれています。その際、JETRO様から専門の方のサポートを頂き、商談がスムーズに進む事を実感しましたので、今後は積極的に海外展開を考えていきたいと思っています。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
有限会社 澤田米穀店
所在地
〒049-0162 北斗市中央2-3-1
☎︎0138-73-2210 FAX:0138-73-2210
e-mail
hokuto@sawada-gohan.com
URL
http://www.sawada-gohan.com 

会社概要

代表者名
代表取締役 澤田 直樹
設立年月日
1915年(大正4年)創業
1966年 有限会社澤田米穀店として登記
従業員数
5名(お米マイスター2名 お米アドバイザー1名)
資本金
500万円

主要製品・サービス

  • 米穀類(精米・製粉)・米菓製造
  • プロパンガス販売 
  • 灯油配送・設備工事・燃料機器販売

サンテクノ株式会社



[お話いただきました]
函館R&Dセンター長
丹羽 厳一様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は三友グループの一社です。大手ゴムメーカーに納品するゴムの射出成形機メーカーを母体として、グループ内には配電盤や制御基盤メーカー、大手飲料メーカーさんへ納品する食品機械メーカーなどがあり、さらにタイ、アメリカ、中国、メキシコには機器の生産拠点が在ります。こうしたグループ内で設計・開発業務を行う技術者集団ですが、設計から機械製造までグループの協力関係を持っておりますので、非常に高いレベルで様々なものに対応可能なところを強みとしています。

事業内容としては、一つに「技術者の派遣」です。これは三菱重工さん関連のロケットや航空機をメインに戦闘機、ヘリ、戦車などの設計を行っておりますが、こうした特殊な分野は外への持ち出しができませんので、お客様の事業所内で一緒に設計します。現在180名ほどの社員がおりますが、社員の8割程度がお客様先に常駐して作業しており、当社の大きな柱となる業務となっております。

二つ目が、「営業・設計開発・製造を行う請負事業」です。ここでも航空機、ミサイル関係の試験装置ですとか、人工衛星の地上用試験装置を設計しております。
航空宇宙産業の特徴として、品質要求が非常に高いため、社員全員が常に、最先端の技術に対応できる能力の向上とスキルアップを心がけ、新しい技術を共有して生産性の向上を図っているため、海外の企業にも負けない高い技術力を身につけております。
他には、自社製品開発事業、教育ビジネス事業など、技術力を柱とした様々な事業を進めております。

自社製品開発についても教えていただけますか

現在、製品開発の第一号として「BAT.MAN」を作り Amazonで直販しています。
これは、キャンピングカーやボートのバッテリーに取り付けて、離れた場所からスマートフォンでバッテリーの残量などのモニターができる製品で、従来製品と違いメーカーでの取付工事なしに、ユーザー自身で付けられるのがポイントです。
大手のメーカーが参入しないニッチな市場に向けたアプローチで、キャンピングカーの専門雑誌でも便利なグッズとして紹介いただきました。樹脂で固めた完全密閉型なので、防水・防滴・防塵仕様で水中のボートでも使用可能となっています。これは自社内で一から作っていますので、Made in Japanをうたっています。

第二号として現在取り組んでいるのが「ジュエルソン」という真空管アンプの開発です。これもレトロな真空管の柔らかい音にこだわるマニアの方に向けて、航空宇宙分野で利用するコネクターなど部品にも徹底してこだわった製品で、形状も宇宙船をイメージした特殊なデザインを採用しています。実売の価格はかなり高額になりそうですが、当社の技術力に対する信頼を裏切らない製品に仕上げ、後々は音響機器全般の開発につなげたいと考えています。

また、函館R&Dセンター設立を期に出来た製品として、函館パックがあります。これは当社の社長が、持ち帰り用の寿司折を鞄に入れて持つと潰れるので、いい方法は無いかと考えて発案したものです。箱を縦にするので「箱縦」函館で作るので「函館」パックと命名しました。こちらの商品は是非函館の企業さんに作ってもらいたいことから、函館市経済部さんに紹介していただいて、地元のパッケージ業者様に作ってもらっています。一枚の紙から組み立てられるよう、社長のアイデアを当社の女性社員が形にし、図面を作成しました。
社長は「やってみたい事が有ればやってみれば良い。やってダメならやめれば良い。」という考えであるため、当社の事業の振り幅も大きくなっています。現在、当社にはアイデア商品研究会というのがありまして、月一程度で商品開発が好きな社員が集まり報告会を行っています。「BAT.MAN」もそこで素となるアイデアが出て、キャンピングカーを所有していた前社長からの要望もあり、商品化できたものです。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

当初から地方拠点を設ける構想はありまして、2年ほどかけて候補地を探していたところで、函館を知り、視察に訪れて3ヶ月後には進出が決定しました。迅速に決めた理由としては、インキュベータ施設といった当面の場所が用意されてる点と、函館市経済部さんから、企業間の連携を取り持ってくれるような細やかなサポートを受けることができた点です。
また、近くに高専など理系の高等教育機関があることに加え、設計会社が不足していることにより、多くの優秀な人材が、就職のために関東・関西へ出て行ってしまう、函館のような地域に進出することで、新卒求人ばかりでなく、将来、親が心配で地元に戻りたい時にスキルが活かせる会社としても機能できるのではと考えたことも、函館進出の決め手の1つです。

今後の展望についてお聞かせください

函館R&Dセンターでは実際に今年2名の入社が有りまして、これからも積極的に求人は進めるつもりでいます。将来的には30人規模の会社にしたいと考え、現在、新社屋建設用の土地を探しています。
また、隣接する工業技術センターの方々との立ち話の中にも製品化に繋がりそうな事案があったり、周囲には共同研究や製品開発といった連携のできる理系の高等教育機関もあることから、IoTやAIを取り入れた研究開発を行い、次なる自社製品の開発につなげたいと考えているところです。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
サンテクノ株式会社
所在地
[本社] 〒453-0011 愛知県名古屋市中村区千原町5-23 三友ビル
☎︎052-454-3281 FAX:052-454-3280
e-mail:info@suntechno-kk.co.jp
[函館R&Dセンター] 〒041-0801 北海道函館市桔梗町379-32 函館市産業支援センター内
☎︎0138-34-2567
e-mail:hakodateoffice@suntechno-kk.co.jp
URL
http://www.sanyu-group.com/suntec/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 細江 政司
設立年月日
1986年2月1日
従業員数
191人(うち,正社員179人(うち函館事業所 4人))
資本金
3000万円

主要製品・サービス

  • 電気電子、機械、ソフトウェアの受託業務および設計支援(派遣)
  • 自社製品 バッテリモニタ装置「BAT.MAN」、函館パック
  • ミャンマー人財紹介

主要取引先

中菱エンジニアリング(株)、三菱重工業(株)、三菱航空機(株)、(株)中電CTI、三菱電機エンジニアリング(株)、SKY(株)、日本車輌製造(株)、(株)フジキカイ、他

関連会社

[サンテクノ・ミャンマー法人]
 Suntechno Myanmar Co.,Ltd
[三友グループ各社]
 三友工業株式会社、三友機器株式会社、三友エレクトリック株式会社ほか

有限会社末廣軒



[お話いただきました]
常務取締役
佐々木 善史 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、昔から手仕事で商品作りをしており多数の菓子職人が在籍しておりますので、新商品の開発や、量産化への対応スピードの早さが特徴です。函館地域では他の道内地域に比べ昔から継続している菓子製造業社が多く、若い後継者も居ることから「函館スイーツ推進協議会」という団体を組織しており新たなスイーツの開発に積極的に取り組んでおります。異国情緒が特徴の観光都市函館とスイーツはイメージとしても相性が良く、函館周辺が観光に力を入れる中でスイーツを新たな名産品の柱として位置付けられるほどの広がりを持たせられたのも、こうした状況によるものと捉えています。

新商品の入れ替わりの激しい洋菓子の業界において、今後も機械化による生産効率よりも、手作りの、きめ細やかな小ロット対応を軸に、事業を進めOEM生産や持ち込み企画品への対応といった、開発スピードを要求される分野に強みを持ちながら、自社新商品の開発とともに限定販売商品といった分野を開拓して事業継続を図ります。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

洋菓子界では、味や素材の「こだわり」では訴求力に欠け、パッケージのPR力での差別化が重要です。パッケージを含めデザイン目線での商品企画力が求られますが、対応できるデザイナーやクリエーターは東京や札幌に頼らざるおえない状況です。もっと身近で話が通るデザイナーやクリエイターが地元に増えて欲しいと思っています。

函館で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

食品関連での「北海道」「函館」のブランド力は非常に高く、全国の北海道物産展に参加して北海道産へのイメージの良さを痛感しております。
一方で函館地域の人口減少は圧倒的で「内需」に厳しさを感じています。和菓子は特に顕著で、単品での購入は無く、冠婚葬祭での引き出物の需要が高いです。しかし最近は簡素化傾向が強く、職人を抱え続けることも大変な状況です。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

商談会等の出展支援を今後も継続的に実施いただけると助かります。参加にメリットを感じる大きな展示会は出展料の他にも交通費など負担も多く、助成金に助けられています。新商品の開発と、新たな販路の確保はセットですので、そうした面を考慮した助成をお願いしたいと思います。

今後の展望について、お聞かせください。

一定数の菓子職人保有の強みを活かし、当社製品を基に味や素材を変える事での新商品開発といった「半OEM」受注を増やしていきたいと考えています。大掛かりなOEMの受注はできませんが、限定販売商品といった分野を開拓していければと思っています。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
有限会社 末廣軒
所在地
〒049-0162 北海道北斗市中央2-1-4
☎0138-73-3122 FAX:0138-73-4013
e-mail
suehirokenjoli@smail.plala.or.jp
URL
https://hokuto-jolicreer.com

会社概要

代表者名
代表取締役社長 佐々木 博史
設立年月日
1978年06月
従業員数
31人(内正社員19人)
資本金
300万円

主要製品・サービス

  • 純生ロールケーキ
  • もちもちシュー
  • もちもちエクレア
  • チーズスフレ
  • モナスク等

主要取引先

【卸】(株)ナシオ、三菱食品(株)、(株)日本アクセス、国分(株)、伊藤忠商事(株) など
【百貨店】髙島屋、三越伊勢丹、東武、そごう西武、山形屋など

株式会社 菅製作所


[お話いただきました]
営業部部長
渡邊 正明 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、半導体や電子デバイス等の製造に欠かせない、真空内で薄膜形成する卓上型スパッタ装置はじめ、研究開発支援機器の設計から製造・検査・納入までの一括製造販売とアフターサービスに対応します。当社が得意とする真空技術はナノテクノロジーを支える要素の一つで、その技術を生かし工業系大学や工業技術センターといった研究開発の現場で使用されており、北海道内はもとより東北、関東、関西、九州方面の研究機関への納入実績がございます。
また北海道大学様との共同開発によって製品化した、光放出電子顕微鏡「MyPEEM」では第6回ものづくり日本大賞の優秀賞を受賞致しました。北海道立工業技術センターの設立時にスタートした、「新技術開発サロン」という異業種交流組織での勉強会を機に着手した「真空技術」の事業化でしたが、当社の技術力・開発力の確かさを認められたことで以後の大きな励みとなりました。現在は、次世代の薄膜形成技術であるALD装置の販売および海外向け販売製品として放電プラズマ焼結装置の製造・販売に注力しております。

創業当時より継続してきた舶用機器の設計・製造・販売分野では、動力伝達のエキスパートとして、船舶用クラッチやブレーキ等主機前駆動装置や、油圧漁労機等の船舶用機器を総合的に提供しております。防錆性、堅牢性を重視することで耐久性が高く、結果としてランニングコストを抑えられる仕上がりで、継続的なクライアント様からの厚い信頼を頂いておりますので、技術継承の重要性を感じつつスタッフ育成に取り組んでおります。

函館で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

当社製品の場合、納品前に仕様書内容通りに仕上がっているかを確認頂く「立会検査」や、ご契約前の製品テストなど、お客様の来社が必要な場面が多々ございます。そうした場合、函館であれば観光も楽しめると、積極的なお客様もいらっしゃいます。
また昨今は、就職に中小企業を希望する方が少ない時代ですが、当社社長が地元の工業高等専門学校出身であり、リクルート活動にも積極的に対応していることで技術者採用について有利に働いているようです。
一方、北海道外への研究開発支援機器の輸送には特別仕様のチャーター便が必要になるためコストが高くなる事。船舶機器に関しては輸送に要する中1日の違いが、他社との比較で、超えられない壁になっていると感じております。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください

真空装置の開発については国内では後発であり、産業向け・研究機関向け両方の真空装置を製造する国内既存メーカーとは知名度に大きな開きがございます。今後はコアな技術を提供する、研究支援機器専門メーカーとしての知名度向上を図ることで、販路拡大を目指します。また道内以外への営業強化策として、理化学系商社との協力関係を強化し、新たな販路開拓につなげたいと考えているところです。

今後の展望について、お聞かせください

当社は、お客様と新たな価値を協働で創造する「協創」を企業理念としています。当社製品の多くは道具(ツール)ですが、その先にある「お客様の目的」を共有して実現するパートナーであることが、当社の役割と考え活動しています。それには営業的なアプローチだけでなく、設計スタッフ・製造スタッフが一環して「お客様の目的」に応える提案が出来るようスキルアップを図ります。「こうしたい、こうだったらいいな」がなかなか実現できないとき、当社にお声がけいただけるよう努めます。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

当社は、ハードの加工製造を主業務としてきましたので、自社内の装置制御系を担当するスタッフが、まだまだ足りておりません。特に研究機関からの受注については納期が集中する傾向が強く、現状では外注となる場合も札幌方面への依頼となっております。出来れば函館地域内で対応可能な企業があれば、積極的に協業したいと考えています。

※2020/7/15取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社 菅製作所
所在地
〒049-0101 北斗市追分3丁目2-2
☎︎050-3734-0730
FAX 0138-49-8661
e-mail
sales_ml@agus.co.jp
URL
https://agus.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 菅 育正
設立年月日
1968 12月
従業員数
36人(うち,正社員 32人(うち本社 20人))
資本金
3,400万円

主要製品・サービス

  • 研究開発支援機器
    • スパッタ装置
    • ALD装置(原子層堆積装置)
    • アニール装置
    • 蒸着装置
    • 加熱炉(雰囲気制御加熱炉)
    • 放電プラズマ焼結機
    • 電磁ロータリーポンプバルブ
  • 舶用機器
  • 汎用マイコン、汎用メモリ向ROM書込みサービス

主要取引先

北海道大学、東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、大阪府立大学
公的研究機関、企業研究所、舶用システム取扱メーカー 等

その他

【MyPEEM光放出電子顕微鏡】
第6回ものづくり日本大賞 優秀賞 受賞

株式会社セコニック電子



[お話いただきました]
函館事業所長
泉 泰平 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は無機ELを世界に先駆け量産化して34年となる専業メーカーです。当社の無機ELは、自社製の発光塗料や通電塗料と絶縁体となる 塗料を重ねて1枚のシートに印刷しており、発光や電極、絶縁の役割をもつ面が層となることで機能するものです。
こうしたフィルム状の電子部品を制作する高い技術を持つことで、自動車関連や通信機器分野で広く採用されております。

函館事業所は、無機ELについて、設計・開発から量産まで一貫して行える体制が整っており、お客様のニーズにお応えできる実績とノウハウ を持っていることが強みとなっております。
更に塗料関係については、原材料を購入して自社内でブレンドしてインク化、塗料化しておりますのでニーズに合わせて様々な調合が可能です。工場内はクリーンルームとなっており、より精度の高い作業が可能な点も強みとなっております。

無機ELを例に取りますと、発光材は砂状で、印刷に使用するためにはバインダーという繋ぎ材を使用します。この調合の段階からスクリーン印刷し乾燥までを一貫して行う設備となっておりますので量産に対応可能です。さらに印刷したものを形状加工する各種設備を持っております。最近ではアナログの計器パネル類が主な製品となっております。また自動車のエンブレムといった用途にも使われております。面白いところでは自転車の側面に付ける安全確認シートといったものなどニッチな利用が増えております。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

商社さんに増えて欲しいです。部品の調達面、つながりや情報の収集。また販売面では商社さん経由でユーザー様への提案がされるといった流れが多いです。

電子部材関係を取り扱ってる商社さんですが、現在はすべて東京での取り引きになっており、納品先としても関東方面になっています。地元でのお取り引きは皆無の状況です。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

無機ELは、製造工程で湿度を嫌うという性質が有りましたので、関東の工場が手狭になったことを契機に、気候風土を加味して函館を選択いたしました。また、函館市から熱心な誘致を受けたことも、臨空工業団地に事業所を開設する大きな決め手となりました。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

函館は観光地として浸透しているため、函館に工場があることを伝えたうえで、工場の視察を提案すると、快諾していただく事が多いです。仕事と観光がセットになるケースが多いように思います。

今後の展望について、お聞かせください。

無機ELについてはニッチな分野ということもあり、ほぼ競合が居ない状態となっておりまして、現在積極的な売り込み策を展開しているところです。これまでのようにニッチな分野での販売を進めつつ、今まで培ってきた技術や経験を活かせる、全く新たな分野への転用を模索しています。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社セコニック電子 函館事業所
所在地
[本社] 〒178-8686 東京都練馬区大泉学園町7-24-14
☎︎03-3978-2325 FAX:03-3989-2353
[函館事業所] 〒042-0958 北海道函館市鈴蘭丘町3-91
☎︎0138-32-3434 FAX:0138-32-3500
e-mail
hisao.wakui@sekonic.co.jp
URL
http://www.h-sekonic.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 山田 一寛
設立年月日
1986年2月1日
従業員数
156人(うち,正社員134人(うち函館事業所 11人))
資本金
14050万円

主要製品・サービス

[函館事業所] 無期EL素子(エレクトロルミネッセンス)
[福島事業所] ハーネス CCD監視カメラ

主要取引先

[函館事業所] 株式会社セコニック、シチズンTIC株式会社、日昌株式会社、日立オートモティブシステムズ株式会社、大阪布谷精機株式会社
[福島事業所] 株式会社セコニック、白河オリンパス株式会社、株式会社ニコン、株式会社デュプロ、株式会社タムロン、オリンパス株式会社

関連会社

[親会社] 株式会社セコニック(東京証券取引所第2部上場)
[他事業所] 福島事業所(福島県南会津郡)

有限会社ソワレインターナショナル



[お話いただきました]
取締役会長
澁谷 恵子 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、プロが使う化粧品や健康食品の製造メーカーとなります。

健康食品には機能性食品がありますが、化粧品に機能性化粧品というものはありません。そこで弊社では既存製品の塗って補う化粧品ではなく、塗ることでコラーゲンやヒアルロン酸の再生を促進する化粧品の製造に取り組んでまいりました。
そんな中、機能性成分としてのアンチエイジング効果があるフコイダンに着目し、理想の素材を求めて全国各地を回った結果、函館の「ガゴメコンブ」にたどり着きました。

函館では、北海道大学水産学部様から研究のサポートを受け、天然よりもフコイダンが多く含まれる「北大ガゴメ」を使用した化粧品を開発し、製品化することができました。
現在出来上がった商品は北海道大学の構内でも販売されており、老若男女問わず使える化粧水として大変喜ばれており、今後も「北大ガゴメ」を使用した数々の製品を作り出す計画です。
また、地域の商店の方で自分のブランドの化粧品(PB)を作ってみたい という夢を100本から叶えさせて頂いております。もし、少しでもお役に立てるなら、このお仕事は、ずっと続けたいと思っております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

函館市に進出を決めた理由は「ガゴメ昆布」に惹かれてが第一ですが、街の景観に魅かれたことも一因で、将来的には函館で暮らすことで何かお役に立てればと考えているところです。

北海道美女物語シリーズについてお聞かせください

「キレイを創造したい女性にふさわしい最高峰の潤い化粧品シリーズ」と銘打って販売しております。アンチエイジング効果のある[フコイダン]を豊富に含んでいる、
北大ガゴメを使っております。海藻独特のヌメリのある高機能エキスが、
お肌に潤いを与えて、弾力に富んだモチモチのお肌にしてくれる機能性化粧品シリーズです。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

事業所のある臨海研究所は、旧函館西警察署庁舎を研究施設として再整備した施設なのですが、こうした歴史的建造物に開設させていただけた事で、周囲の方々からも信頼度の高さを評価していただける結果となりました。
暮らしている方は、意外と地元の良さに触れることがないですが、もっと地元の良さに気付いて欲しいと思います。今後、もっとそうした思いを伝える活動もしたいと思っています。

今後の展望について、お聞かせください。

「仕事は遊びのように、遊びは仕事のようにしなさい」子供の頃、親から伝えられた言葉ですが、そんな思いを共有できる楽しい仲間を増やして、業種問わず互いにお手伝い出来るような仕組み作りをしたいと思っています。
また、函館が女性が活躍している町になるよう何かできればと思います。
例えば、このガゴメコンブが全国で高く評価される事を伝えることで、大変な思いをしながら育てている方々が達成感を感じられるようになればと思っています。作業だけを見れば辛い事もその作業の意味をしっかりとお伝えする事で受け止め方が変わると思いますので、そうした事を含めてセミナーなどを通じて伝えていきたいと思っています。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
有限会社ソワレインターナショナル
所在地
[本社]〒666-0016兵庫県川西市萩原台西3丁目272 
☎072-764-7840 FAX072-758-7900
[函館]〒040-0052北海道函館市大町13-1 函館市臨海研究所
☎︎0120-947-669
e-mail
info@soware.com
URL
https://soware.jp

会社概要

代表者名
代表取締役社長 澁谷 頼央
設立年月日
1991年8月
従業員数
アルバイト・契約社員等を含む全従業員数 15名(正社員 12名)
資本金
1000万円

主要製品・サービス

  • 美容液「タラソ・セラム」
  • 美容ドリンク「HSCコラーゲンプレミアム」
  • 北海道庁認定ヘルシーDo取得
    「北大ガゴメカプセル」
  • ガゴメ配合化粧品「IPSTクリーム」OEMを受託しております。

関連会社

株式会社HSC COLLAGEN、株式会社ソワレ総合美容商社

タイムカプセル株式会社



[お話いただきました]
代表取締役社長
相澤 謙一郎 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、「スポーツ×ITで地域活性化」をミッションに掲げ、アプリ開発事業、人材育成事業、地域活性化事業を手がけております。スマートフォンアプリ開発では300本以上の実績を持ち、プロ野球12球団&侍ジャパン公式ライセンスアプリ、サッカー日本代表チーム公式ライセンスアプリ、横浜F・マリノス公式アプリ、阪神タイガース承認アプリ、楽天イーグルス公式アプリの一部、東京六大学野球連盟公認アプリの開発・運営を担当しております。

他にもIoTやロボットといった様々なアプリの豊富な開発実績に裏打ちされた、最先端の技術を持つ開発力が強みで、スマートフォンアプリをフロントエンドとしたバックヤードのシステムまでシームレスに開発を請け負うことが可能でございます。

当社には場所の概念が無く、あくまでも人をベースにチームを組んでの業務形態のためロケーションにとらわれないサービスの提供が可能でございますが、函館オフィスでは地域密着型の企業を目指し、より地域活性化に貢献できるよう、雇用創出および新事業の創出等に積極的に取り組んで参りたいと考えております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

人材登用です。函館オフィスの場合は未来大学の学生アルバイトをはじめ、函館工業高校、商業高校から新卒採用し、現在岐阜の本社で研修中です。学校でもプログラミングを学ばれているようですが、基本的にはゼロベースで技術を習得していただきます。

研修終了後は函館に戻り働いていただく前提ですが、函館オフィスについては、現在中心となる人材を育てている状況です。技術的なスキルよりも、社会人としての基本を身につけていただくことに重点を置いています。高卒の社員が多いこともあり、社会人としての基本動作を習得してから、地元に戻って働いていただく体制を取っています。

今後の展望について、お聞かせください。

函館の皆様に必要とされる企業になりたいです。

函館の魅力を発信する事であったり、地元の企業様とのコラボレーションで利益を出すような事業を創出したいと思っています。また、IoT製品も開発しているので、地場企業様のお役に立てるような製品も開発したいと思っています。まずは小さくても、何か地域に貢献できるような仕事をいただければと考えております。

当社は営業社員を置いておりませんが、地元採用の社員がしっかり仕事が出来るようになることにより、技術力を認められて新たな仕事につながっている例がたくさんあります。地場企業では手に負えず、東京方面に外注しているような案件は少なからず何処にでもあると思いますので、そうした仕事を函館でも受けられるようになる事を目指して、エンジニアやデザイナーを育成する独自カリュキュラムを使用した、人材育成プログラムに取り組んでいるところです。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
タイムカプセル株式会社
所在地
[本社] 〒500-8328 岐阜市五反田町10番地3階
☎︎058-214-9760 FAX:058-214-9761
[函館オフィス] 〒041-0806 函館市美原2-7-21 
万勝ビル1階MIRAI BASE
e-mail
info@timecapsuleinc.org
URL
https://timecapsuleinc.org/

会社概要

代表者名
代表取締役 相澤 謙一郎
設立年月日
2013年5月
従業員数
49人(うち函館事業所 9人)
資本金
1530万円

主要製品・サービス

  • ソフトウェア・アプリケーションの開発
  • 人材育成事業

主要取引先

Apple、Google

株式会社タイヨー製作所



[お話いただきました]
代表取締役社長
丸山 浩平 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社はイカの乾燥機メーカーとして創業しております。その後、函館近郊の魚種であるイカ・サケ・ホタテの3魚種を得意分野とし国内外に製品を出荷しております。全国に我々同様の魚の加工機械メーカーが多数ございますが、各メーカーともに近海の魚種に特化した技術を持つ企業となっております。

肉類の食べ方が全国共通であるのに対し、魚に関しましては地域による魚種の違いや、食文化に違いが顕著で、地場に必要な加工技術に特化していることが強みになっていると思います。

当社はセットメーカーとしてオリジナル製品を作っており、独自の規格で製品・サービスを作っておりまして設計に関する人材も他社に比べ割と多く在籍しています。当社企画製品が7割程度、3割程度はオーダーメイド製品の作成となっておりまして、開発段階からお客様とともに行うことで痒いところに手が届くような機械作りをしております。

当社としては本当であればパッケージ商品が売れると量産も可能になり助かるのですが、現在は漁業関係に関しては不漁が続く中で、お客さんも独自の商品を作っていかないと売れないという時代です。パッケージ商品でできる加工の一歩先をゆく商品づくりを目指すお客様が多く、一品一様の開発製品へのニーズは高いです。

同業他社さんの中で完全オーダーメイドに対応いただけるメーカー様は少ないように思います。オーダーメイドは薄利多売になりやすく、リスクも高まります。当社はパッケージ製品とオーダーメイド品の両方を扱っています。

最近のイカの不漁を受けて魚種変換を模索するお客様のございますが、立ち上げ段階からご相談いただく機会も多いです。例えばイカの乾燥ひとつにとっても、従来の方法と全く別の製品加工技術に習った加工品を作るための機械は製造できないかといった要望もございまして刺激を受けています。

設計陣が強みであるとお答えいただきましたが現場の多様性に合わせて鍛えられたという感じでしょうか

昔は、そうだったようですね。現場ではマンガ絵と呼ばれる手書き図面を元に製造していた時代もあり、多少の変更も現場の職人さんが調整して仕上げていくといった状況です。そうした現場では設計も製造も行き来が発生するんですが、現在は設計自体も高度化しており、かなり緻密な造形をしますので専門化が進んでいます。

ただ、現場での問題点や気付きについては吸い上げて設計に反映されています。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

当社としては機械加工を行う業者様ですね。旋盤ですとかフライス削りなどいわゆるマシニングセンタと呼ばれる業者さんに増えて欲しいです。現在は自社での加工が6割、市内の業者様で4割程度の作業を行なっておりますが、市内の業者様での廃業も目立ってきていて仕事が集中している状況です。社内での機械場の人数が少ないので外部への依頼ができないと間に合わないのが実情です。

また食品加工業社様が増えていただければ直接のお客様になりますので嬉しいです。

函館で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

メリットとしては、飛行機、列車(新幹線)、船と言った様々な移送手段を有している点。
新幹線の開通により東北圏内の出張に関しての機動力が上がりました。以前はフェリーでの移動がメインでしたが営業スタッフは日帰り圏内になっています。

デメリットは、設計に関する人材確保が困難な点です。当社の求人ですと工業系人材なのですが、特に新卒者の流出が激しく街や企業の落ち込みにつながっていて益々人材確保が困難になっています。中途採用といっても機械設計についての経験者というのは元々が少ないので期待もできない状況です。

5年程前から社内の高齢化への不安から中途採用人材を探しましたが全く成果が出ない事から、新卒採用に切り替え現在、教育しながら若返りを目指している段階です。今年も高校からの新卒で一人決まっております。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

実は当社ではこれまで市町村からの支援を受けた経験がなくどんな支援が有るのか詳しくありません。中小機構様からの販路開拓や、世代交代に向けたキャリアアップの支援は受けています。経産局からのモノ作り補助金を受けた経緯がございます。

IoTやロボット化というのは当社の守備範囲ではありますが、そうした面での補助を受けたものではありません。

今後の展望について、お聞かせください。

当社は53年の実績がございますが、水産関連の知名度はありまして海外へも出荷しております。

農産関係で言いますと20年程度行ってはいますが道内に留まっておりましたので知名度が低かったのですが最近少しずつ引き合いも増えてきておりまして今後さらに伸ばす方向で取り組む予定です。

ただ水産関連と比べ農産関係の設備というのが大掛かりなプラントでの導入になります。ですから機会としては10年に一度といったタイミングになりますので地道に実績を積み上げるというアプローチしかない状況です。

また、従来の水産関係で磨いた加工機器の技術が、農産関係も既に市場は出来上がってはいますが、水産からの技術的アプローチになる為、衛生面での取り組みなど興味を持っていただいておりますが価格面でのハードルはありますが、開拓の余地は感じております。

海外への出荷についてもう少し詳しくお願いします

イカ製品については中国、台湾。鮭製品がアラスカ、カナダ、ロシアが多いです。ホタテが中国や一部ロシアといったところです。

当社の得意な魚種で同じ緯度で収獲がある地域となっています。南半球ですとチリなどで鮭の加工がありますので当社の製品が入っております。
ロシアやアラスカへは当社の人間が現地に行って何台かの機械を組み合わせたり、メンテナンスに行く場合もあります。

アラスカ方面は治安も良くインフラが整っているため日本で現地の移動手段の確保も可能なので当社のメカニックや営業が直接行っています。ロシア方面ですと言葉の問題やインフラ面の都合で難しく現地工場のメカニックマンを日本に呼んで研修を行って部品だけをこちらから送って保守していただいております。

50年ほど前からロシア方面との取引がありました。向こうから買い付けをする商社様からの仲介で始まったという経緯がございます。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

人材の確保につきます。50名程度の企業ですから余剰人員は採れませんので、これまで40年に渡り中途採用メインでした。

現在、新卒採用を始めてからの若手メンバーは、まだまだ一軍ではありませんが、これから10年の間に十分な経験を積んで頂ければ現在の逆ピラミッドの年齢構成のバランスも取れ、技術の継承についても良いループとなることで新卒採用だけで回っていくと思います。

高齢のスタッフが一気に抜けた今が一番苦しい時期だと感じています。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社タイヨー製作所
所在地
〒041-1221 北海道北斗市清水川226-10
☎︎0138-77-1001 FAX:0138-77-1000
e-mail
home@taiyo-seisakusho.co.jp
URL
https://www.taiyo-seisakusho.co.jp

会社概要

代表者名
代表取締役 丸山 浩平
設立年月日
1967年4月1日
従業員数
52人(うち正社員及び役員 46人(うち函館事業所 43人))
資本金
2500万円

主要製品・サービス

  • イカ加工機械
  • サケ・イクラ加工機械
  • ホタテ加工機械 等

主要取引先

全国の水産加工業者、農協 等

タカノ株式会社



[お話いただきました]
画像計測部函館事業所所長
武越 正益 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、ばねの製造業として創業し、オフィスチェア・エクステリア製品を開発、そして、先進のエレクトロニクス関連事業、さらには今後需要の拡大が見込まれる福祉・医療機器関連事業へ参入するなど、常に新しい製品の開発に積極的にチャレンジする企業です。

函館事業所では、特に「画像処理」を得意としており、主にフィルム状で生産されている製品を対象として、外観検査装置を製造しております。現在こうしたフィルムで生産されている製品はディスプレイやバッテリーなど多岐にわたっており、検査機器メーカーとしては独自のカメラや処理機までを自社開発品として持つことで汎用の機械では対応できないお客様のニーズに応えられるメリットがあります。

特に函館事業所では電気・メカ・ソフトのエンジニアが全て揃っており、システムとしてトータルでの提案が可能であることが強みです。

臨空工業団地に立地していかがですか

隣に立地されているメデック様には、メカタイの作成をお願いしたり、商社機能をお持ちなので、部品の調達などもお願いしています。
また、テクノパークに立地されたグローバル・コミュニケーションズ様からも、当社にスタッフを派遣していただいており、ソフトウェアの開発作業などお願いするなど、地元企業と連携することができています。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

当社としては、ソフトウエア関連の企業様で、特に組み込み型のソフトウェアを制作していただく連携先が、圧倒的に不足しています。今期だけで名古屋方面などから3億程の発注がありましたが、人手が足りず、当社事業所で働いてる従業員の約1/3は、パートナー企業様から派遣していただいた社員様となっております。単なる派遣社員としてではなく、共に伸びていこうというパートナー企業様との協業となっております。

今後の展望について、お聞かせください

現在、人材不足に対しては外国人の登用考えています。本社には既に、ブラジルやベトナムの方などが勤務しております。言葉の壁があり、簡単では無いですが、今後増えると思います。
また、製品の海外輸出が増えていますので、韓国など海外拠点で、当社の基準を満たす製品作りができる協力会社を増やしているところです。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
タカノ株式会社
所在地
[本社] 〒399‐4301 長野県上伊那郡宮田村137 ︎0265‐85‐3150 FAX:0265‐85‐4734
[函館事業所] 〒042-0958 北海道函館市鈴蘭丘町3-88
☎︎0138-31-9313 FAX:0138-31-9314
e-mail
takekoshi@takano-net.co.jp
URL
https://www.takano-net.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 鷹野 準
設立年月日
1953年7月18日
従業員数
516人(契約社員.派遣社員を除く)
資本金
20億1,590万円

主要製品・サービス

・ FPD検査装置・Web検査装置・半導体検査・コクヨブランドオフィス家具

主要取引先

富士フイルム株式会社、トヨタ自動車株式 会社、本田技研工業株式会社、パナソニック株式会社 他

関連会社

タカノ機械株式会社
株式会社ニッコー
台湾鷹野股份有限公司
上海鷹野商貿有限公司
香港鷹野国際有限公司

株式会社デジタライズ



[お話いただきました]
代表取締役社長
柴田 幸彦 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、業務アプリケーションの開発を得意としており、現状分析を基に業務提案するコンサルティング業務から保守まで一貫して対応いたします。
また、自社データセンターを所有しているため、お客様の業務内容に合わせ、カスタマイズしたシステムの提供が可能です。さらに、顧客管理システム[スクラム]という自社開発のクラウドサービスを有し、顧客情報を一元管理することで、接触機会や成約プロセスといった営業の流れを支援するツールを、お客様の状況に合わせカスタマイズして提案できるところも強みとなります。

実績といたしましては自動車関連会社様の仕事、特に大手自動車会社様の販売やカスタマー系の業務アプリを開発させていだいております。
現在、AI事業として取り組んでいるアノテーション業務は、運転中の動画を確認し、道路上に現れる様々な対象物にマークを付けてAIに学習させる作業です。車やガードレール、合流地点、車線など次々と現れる対象物一つ一つをマーキングします。また特殊な例として鏡面のタンクローリーや、黒いワンボックスカーと並走する際に発生する車の映り込みなど、センサーで誤認識するタイプを同じ条件で沢山選び出して、間違いを指摘するといった、非常に人的なリソースが必要な業務となっております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

当社において、新たにAI事業に参入することを目的として進出を決めました。AIのビジネスへの活用については前々から考えておりましたので、AI研究で知られる、はこだて未来大学様の近くに直接行った方が早いだろうと決心いたしました。
進出にあたり、函館市産業支援センターのインキュベーション施設をご紹介いただきましたが、利用料の設定など函館市として企業進出のハードルを下げているのは、研究開発等で何か試してみたいという企業にとっては、大変有意義な事だと思いました。

また、今後システム開発における人材不足が不可避である中、大手企業のような海外進出は一般企業には難しいことから、当社の地方拠点進出の方針として、国内で求人倍率の低いエリアを地方拠点の候補地としており、その中でも函館は、IT系の教育機関がありながらIT系企業が少ない、イコール競合が少ないという印象が強かったのも決め手のひとつです。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

はこだて未来大学の近くに進出したことで当社が、AIに積極的に取り組んでいるという対外的なアピールポイントになっていると思います。事実、AIに関連した仕事の依頼も受注できており大変嬉しく感じています。

今後の展望について、お聞かせください。

地元採用の人材で函館事業所を確立することを目指しています。

大手自動車会社様が開発を進める自動運転技術に用いることを目的とした、AI学習用のアノテーション業務について、まだまだ人手が足りていませんので、ぜひ函館の方でも同じ事業を展開したいと考えています。

※2020/3/9取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社デジタライズ
所在地
[本社] 〒465-0058 愛知県名古屋市名東区貴船2丁目102番地2
☎︎052-704-8929 FAX:052-702-8778
[函館R&Bサイト] 〒041-0801 函館市桔梗町379-21 函館産業支援センター内
URL
http://www.digitalize.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 柴田 幸彦
設立年月日
2001年3月
従業員数
30名
資本金
2,500万円

主要製品・サービス

  • システム開発サービス
  • クラウド アプリケーション サービス
  • データセンター事業
  • WEB制作
  • スマートフォンアプリ開発

主要取引先

アクティス・ジャパン株式会社、有限会社アンフィニ、株式会社石田大成社、株式会社エービーシー・ジャパン、株式会社エム・エス・シー、サンケンフォーキャスト株式会社、株式会社ジェイネット、株式会社システムサポート、株式会社スマイルスケッチ、株式会社ソフトテックス、有限会社ソフトプロダクション、大興電子通信株式会社、トヨタ自動車株式会社、トヨタ情報システム愛知株式会社、豊田ハイシステム株式会社、日本インフォメーション株式会社、日本デジコム株式会社、ビーユーシージャパン株式会社、株式会社北港情報サービス、株式会社三重産業、株式会社箕浦不動産、株式会社ワールドテック、他 敬称略

株式会社デジタルハーツ



[お話いただきました]
函館事業所副事業所長
今 昭広 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社はデバッグ作業を専業として起業しております。現在はウェブサイトなども多くなっていますが、創業当初はゲーム関連のデバッグで始まっています。アミューズメント系を中心として進め、携帯・スマホのアプリと出来る業務が広がっていきました。

全国で総勢8,000名の登録テスターが在籍しています。北海道ですと札幌、函館、仙台、東京圏で東京、名古屋、松山、京都、大阪、福岡、博多に登録テスターがおりまして、どこの地域でお仕事を受けましても同じように業務が行えます。特定の場所で人員が足りなくなったとしても、別のエリアの人員を当てる事が可能になっています。例えば函館の人員はまだ少ないですが、大きな案件でも問題なく受けられます。そうした機動力及び創業以来培ってきたテストノウハウの蓄積があることが強みとなっております。

現在、函館ではデバッグ業務、BPO業務やコールセンター業務などを行っております。また、函館事業所独自の業務としてメールサポート業務も行っております。

メールサポート業務は製品についてのメール問い合わせに対応するもので日に200件程度の案件がございます。その中には問い合わせ内容についての検証作業を函館以外の拠点で行ってお応えしている案件もございまして、今後、函館でもこうした作業を行っていく予定でございます。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

函館市企業立地の促進における助成制度が大きかったと思います。またクロス・コミュニケーション様から協業の提案がありました事がきっかけとなっております。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

進出当初は協力会社であるクロス・プロップワークス様との連携で人員を融通し合うことも出来ましたし、案件を共同で進める事も出来ました。

現在は函館周辺の地域企業との連携強化や支援により、新たな事業への取り組みと推進が可能になりました。

雇用の状況についてはいかがでしょうか?

現在、函館での登録されている方は40〜50名程度になっておりますが、当初予定していた常時50名程度の稼働を実現するためには現在の倍程度の登録が必要だと思っています。函館が地元の方を中心に考えておりまして、函館市が運営しているIJUターン希望者向けのマッチングサイトである「函館しごとネット」にも最近登録したことからUターンを含めて新たな地域での活性化が期待されています。

今後の展望について、お聞かせください。


本社との連携を強化して、首都圏等からの大きな案件における運用支援の土壌を固めていきたいと考えております。

例えば都内で受け切れなくなった案件を函館でも行えるようになればと思っておりまして、そのためには人材のレベルを上げていくことが必要と考えております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社デジタルハーツ
所在地
[本社] 〒163-1441 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル41F
☎︎03-3379-2053 FAX:03-3379-2054
[函館事業所] 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町1-14 五稜郭114ビル2F
☎︎0138-54-7622 FAX:0138-54-7633
URL
https://www.digitalhearts.com/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 玉塚 元一
設立年月日
2001年4月19日
従業員数
正社員 533人(うち函館事業所 4人)
資本金
276百万円

主要製品・サービス

  • デバッグサービス
  • システムテストサービス
  • セキュリティサービス

主要取引先

株式会社スクウェア・エニックス

関連会社

・親会社:株式会社デジタルハーツホールディングス

株式会社天狗堂宝船




[お話いただきました]
代表取締役社長
千葉 仁 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

地元(道内、道南等)の素材を活かした商品開発、及び各企業様とのコラボレーション製品の開発に力を入れています。
現在、特に企業様とのコラボレーション製品開発に力を入れておりまして、中でも地元の素材を活かした製品開発に注力しています。例えば七飯町の林檎であったり、ネギなどの農産物素材を前面に出した商品で、他社との差別化を図っています。今、増えているのは函館管内で著名な地元企業さんとのコラボ商品で、大手メーカーでは対応出来ない生産ロットや、小回りの利く対応で地元色の強い商品開発をしています。
当社の定番商品である、きび団子では「ラッキーピエロ」様とのコラボ商品を、結構前から継続的に作っております。最近であれば「道南いさりび鉄道」様とのコラボで、「ながまれ号」のオリジナルパッケージ版を作りました。素材感を活かしたものとしては、函館美鈴コーヒー様とのコーヒー味の餅や、宇治園様との抹茶や、ほうじ茶の餅菓子があります。さらに金森商船様とのコラボ商品として、当社のくるみ餅に八雲服部醸造さんの味噌を合わせた「味噌くるみ餅」があります。くるみ餅と味噌は非常に相性が良いうえに、味噌はその土地特有の味わいを持つことから、地域性も出せる、大変差別化のできる商品となっております。

こうした商品開発はどんな切っ掛けで始まるのでしょうか

コラボ企画については、当社の方から提案させていただくケースが大半です。商品としての仕上がりイメージを、用意してのアプローチですね。
地域で事を起こす場合、一社単独でやるよりも企業が強みを持ち寄り、協業することで、より盛り上がります。その盛り上がりが、地域の外へと発信する原動力になる考えていまして、結果として企業同士のwin-winにつながれば良いかなと思っています。

そうした積極性は会社としての気風なのでしょうか

私で四代目となりますが、取り組みはじめたのは最近です。代表に就任して10年になりますが、積極的にコラボ商品に取り組み始めたのはここ数年の事です。大手メーカー同士のコラボというのは一般的ですが、話題性の提供という面でも、注目度が高まりますよね、お客様へのインパクトも強いと思うんですよ。これが一地方であっても、話題性としては十分に訴求力が高まって、双方の知名度アップにつながる面白い事ができるという発想です。自社だけが良ければという事を続けるよりも、地域がタッグを組んで面白い商品を企画して、発信したものが全道、全国へと波及していくような取り組みが、大手との差別化につながって、競争力を維持できる方法だと思います。
昔はきび団子と言えばコレ、という特徴が浸透しすぎていて、北海道銘菓とは呼ばれていても、一つの店舗に一社のきび団子が並ぶだけでした。当社は後発であり、きび団子としての差別化には限界を感じましたので、きび団子のベースを活かしつつ、地域素材を練りこんだ、多様な製品へとシフトさせました。商品名としても「きび団子」ではなく「餅菓子」というジャンルに移行し、バリエーションを増やしました。きび団子の保存性の良さを保ちつつ、利用する素材も吟味、厳選する造り込みへのこだわりを最も大切にしています。

コラボ商品として記憶に残るものをお聞かせいただけますか

前面にお客様の名前が出る商品としては、五稜郭タワー様の商品や、函館山ロープウエイ様の商品など様々あった中で、特に印象深いというと、新幹線開通の前年に発売した、ラッキーピエロ様の商品ですね。
ラッキーピエロ様との打ち合わせの中で、新幹線の開通で、観光の方がどっと来るのに、記念になる商品が何もないね、という話になりました。当社としては、ラッキーピエロ様の代表的な商品である、チャイニーズチキンバーガー味の餅はどうでしょう、と提案しましたが、御社の得意な普通のきび団子を、ラッキーピエロのオリジナルパッケージで、販売したいと言われました。価格も当社と同額で、販売することになりました。結果、売れ行きも順調で、第二弾として、一口タイプのオリジナルパッケージ版の販売にも繋がりました。これはラッキーピエロ様の店舗でしか、買えませんので、お土産として箱買いなさる方もいて、数あるオリジナル商品のなか販売個数で1位、金額ベースでも7位と嬉しい報告をいただきました。当社としては、それ以降のコラボ商品をプレゼンする際の、大きな実績として助けられた商品となりました。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

原料加工メーカー(フリーズドライ、粉末加工等)が現在、地元には無く、道内を見回しても限定的な状態です。こうした企業様が、一社でも地元にあれば、もっと地元素材を活かした商品開発が可能になります。フルーツ栽培に強みを持つ七飯町だからこそ、加工できるメーカーがあれば、当社だけでなく今後北海道ブランドでの商品開発に、広く活用できるのではと考えています。
当社のレアフルも、当初は加工の依頼先を探しましたが、安定供給できるところが無いことから、自社での加工をスタートした経緯があります。
原料にこだわるメーカーにとっては、北海道は魅了的だと思いますので、企業誘致の対象として是非検討していただきたい分野だと思います。

函館地域で事業を行う上でのメリット・デメリットを教えてください。

メリット:観光人口の多さは他の地方都市に比べても圧倒的に多く、インフラも整っていて、沢山の人が来ることで消費に繋がっていますよね。
デメリット:一方、繁忙期と閑散期の落差が大きいのも特徴で、わたしたち製造業にとっては、大変辛い環境です。当社は一般流通のコンビニや、スーパーでの販売が多いので影響も少ない方です。しかし今後の流れとしては、観光などにも対応できる商品を増やしていきたいと思っています。
今まで手をつけてこなかった、地域限定商品やエリアの特性を活かしたプレミア感のある商品づくりも、手掛けていきたいと考えています。

今後の展望について、お聞かせください。

北海道を代表するお土産は多々ありますが、函館での絶対的と言えるような、お土産品を作れればと、常に考えています。七飯には西洋式のリンゴ栽培発祥の地という、語れるストーリーがあるのに、活かし切れていないと思います。こうしたPRについては行政の役割が大きいと思いますので、より積極的に進めてほしいところです。

七飯町のリンゴにフォーカスした商品開発が目立つようですが何か理由がありますか

スタートは隣町の厚沢部町で、黄金千貫というさつま芋の栽培が始まったことを受けて、北海道産のスイートポテトパイを作ろうという発案でした。その後、七飯町でパイを作るなら、地元産のリンゴを使ったアップルパイと進み、リンゴのプレザーブを探しましたが、安定供給が出来ないとの事で、自社で手掛ける事になりました。すると、原料として供給していただけるなら、使いたいという声も届きまして、ニーズがあるなら量産も考えますかと、手をつけたところが想像以上に難航しました。
そんな時、道総研の方から、現在特許申請中の「レアフル」という製造法を紹介され、設備する事になります。
そうなると、商売としては量を作らないとメリットがないので、アップルパイ以外の活用を考える中で、お取引先など、これまでの事業とは違った流れができて、現在は当社の新たな事業としての、可能性を感じているところです。
ただ昨今、果樹園の後継者も減っていますので、いずれは原料の確保のためには、農業法人を立ち上げるとか、農家さんに契約栽培をお願いするとか、一次産業の分野まで踏み込んだ商品づくりが出きると、事業の柱としては本物だなと考えているところです。
自社経営の観光果樹園で、自分で採ったリンゴをその場で加工し、アップルパイやジュースとして、楽しめるレストランを併設するといった、トータルな施設運営を地域でできれば、リンゴ産地ならではの事業になりますよね。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社 天狗堂宝船
所在地
〒041-1133 北海道亀田郡七飯町字中島205-1
☎︎0138-66-3200 FAX:0138-66-3210
e-mail
info@tengudou.co.jp
URL
https://www.tengudou.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 千葉 仁
設立年月日
昭和59年8月6日
従業員数
42人(正社員10名)
資本金
1000万円

主要製品・サービス

・きびだんご・くるみ餅・他餅菓子

主要取引先

三菱食品(株)、(株)高山、コンフェックス(株)、他食品卸問屋

トランスコスモス株式会社



[お話いただきました]
函館センターセンター長
上田 直人 様

自社の強みについて函館センターとしてお聞かせください

トランスコスモスでは2017年よりWebサイト運用サービスを提供する拠点を函館に開設しました。札幌・福岡・沖縄の国内拠点および韓国・インドネシア・ベトナム・フィリピンの海外拠点と多くの制作拠点があり連携しながらサービスを提供しております。
函館センターではWebサイトの構築・運用サービスを行っており、未経験者層を含むディレクターからデザイナー、エンジニアを採用・育成しております。

皆さまがご存知のような知名度の高い大手のお客様企業を中心に直接お取引をさせていただいており、取引社数も多いのが函館の中でも一番の強みかと思います。

さらに人財採用についてですと、昨今、人を採用しにくいというのは全国的に同じだと思いますが、即戦力となる経験者優先ではなく完全に実務未経験であっても特別ハードルを高く設ける事なく、育成する事を前提に採用を行っているというのも強みではないでしょうか。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

函館拠点の主要業務であるデジタルマーケティング領域において、競合の未進出エリアであったことが大きいです。公立はこだて未来大学との産学連携プロジェクトを通した研究開発や地域活性化策は当社内の先端技術研究の実地試験にもつながりそうだと思えたことも進出の決め手の1つになっているかと思います。

また、企業誘致制度が他県に比べて充実しているのが補助金含め大きなメリットだと思います。とても手厚い制度であると感じます。(IT技術者人材育成支援補助金については)人が出ていく地域ですから未経験者を育てていくところが、進出する上では、どこの企業さんにとっても課題になるのかなと思いますので、助成金制度は魅力的に感じました。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

公立はこだて未来大学との産学連携を通じてパートナーシップを強化しながら、道内道南エリア近郊の高校・大学への企業説明会をはじめ選考会やインターンシップの受け入れなどを現地で実施することが可能になり採用機会の創出につながっていると思います。

当社としては珍しい試みでしたが、インターンシップで来た学生をアルバイトとして1月末まで雇用しておりました。我々にとっても、学生にとってもお互いをより深く知ることで満足度の高い採用・就職に繋がる良い機会だと考えております。

また、はこだて未来大学との連携としては 学内のプロジェクト授業に協力しており、東京本社の開発担当が直接プロジェクト発表会へ参加したり、提供しているビーコン機器に関するサポートを行ったりしています。本社には卒業生が数名入社しており、学生さんへの知名度という面でも有利に働いているかと思います。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

競合がいない事を条件に立地しているのですが、一方で人材の流動性が無いという事が課題にもなっていますので、Web制作会社という意味で競合が進出してくれた方が良いように思っています。

流動性が出る事で活気にもつながるように思います。また、はこだて未来大学さんとの連携についても当社だけでなく自社サービスについて強みをお持ちの企業様とであれば協業も可能だと思いますので、異業種との連携よりは同業との方が協業できると思います。

今後の展望について、お聞かせください。

函館拠点の従業員数を50名規模へ拡大することを目標に、更なる事業拡大並びに産学連携強化、新卒・中途問わず函館市内の雇用創出にも繋げていきたいと思います。

上田さんはもともと東京で暮らしていて,函館拠点の立ち上げメンバーとして函館にいらっしゃったそうですが、函館で暮らしてみていかがですか?

私自身はアウトドアが趣味ですので函館での暮らしを十分楽しんでいます。

スタッフとも一緒に毎年、夏はキャンプ、冬はウィンタースポーツを楽しんでいます。

ただ東京と比べると買い物が不便だなという印象はあります。ファストファッションのお店が入ったモールなどが無いので、若い人が服を買う場所が少ないかもしれません。

※2020/2/13取材

ご紹介企業基本情報

社名
トランスコスモス株式会社
所在地
[本社] 〒150-8530 東京都渋谷区渋谷3-25-18
☎︎03-4363-1111 FAX:03-4363-0111
[函館センター]
〒040-0063 北海道函館市若松町2-5 明治安田生命函館ビル6階
☎︎0138-24-1040 FAX:0138-24-1041
URL
https://www.trans-cosmos.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長兼COO 奥田 昌孝
設立年月日
1985年6月18日
従業員数
グループ:55,848人(国内:38,943名(うち函館センター 24人)、海外:16,905名)
資本金
290億6,596万円

主要製品・サービス

  • DECサービス(デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター)
  • BPOサービス(ビジネスプロセスアウトソーシング)

主要取引先

金融、メディア、家電、自動車、住宅、公共など業界を問わず大手企業を中心に、全世界で約3,000社のお客様との取引実績有

関連会社

グループ会社多数のため下記参照
https://www.trans-cosmos.co.jp/company/information/group.html

ナカ電子株式会社



[お話いただきました]
代表取締役社長
中嶋 俊一 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、電子製品メーカーとしての企画・製造業務の経験と技術を活かし、成形品の生産から電子部品のアッセンブリーをご提案しております。
また、プラスチック射出成形品についても設計・成型・加工までを行っており、各種製造・加工までを一貫して社内スタッフで対応できるとともに、100tの横型射出成型機3台、75tを1台、52tの縦型成型機を1台有しておりますので短納期、小ロットの受注に対応可能となっております。

函館開発センターでは、新規事業として取り組んでいる土産品について、これまでの技術を活かした商品の企画から設計・製造・加工のほか、ステンレス加工を手がける中国企業と提携して、自社の加工技術を活用したステンレス製の指輪など、アクセサリーの企画製造も行っております。
これからも、国際観光都市であるここ函館の地で、外国人観光客に向けMade in japanの土産物を提供すべく、新製品の開発に注力して参ります。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

研修会で偶然知り合った函館の立地企業担当者の方から熱心に誘われ「ぜひ一度、函館を観てください」という熱意に惹かれ半分旅行気分で訪れましたが、滞在したホテルの朝食で海鮮バイキングのイクラの旨さと、おかわり自由に二度びっくり。すっかり魅せられました。

当時、自社の技術を活かせる製品開発として、国内の観光客増加の流れを受けて土産品の企画・製造を検討しておりましたので、日本で最も有名な観光地の函館で実現しようとH27年7月からインキュベータルームにて「函館開発センター」として企画業務をスタートさせました。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

製造の発注先がなくなり困っていた地場の企業様をご紹介頂き、製品化に向け試行錯誤させていただきました。
結果、残念ながら販売実績には結びつきませんでしたが、貴重な経験とプロセスについてのノウハウが取得できたと考えています。間も無くインキュベータ施設からの退去時期ですが、このまま函館に事務所を構え、事業を継続したいと考えているところです。

社員の反応はいかがでしたか?

最初は、結果に繋がらず「旅行は終わりにしてください」という耳の痛い意見も有りました。しかしなぜ今、こうした事業への取り組みが必要なのかという事をじっくりと説明し、理解されたと感じています。

売れる商品に仕上げていくには何かを、社内で週1回ほどのペースで意見交換しています。最初は社員だけでしたが、現在は、パート社員も加わって、様々な意見が飛び出すようになり、社内業務にもモチベーションアップの効果が出ていると感じています。

今後の展望について、お聞かせください。

函館市を拠点に道内→東北→関東の順で、全国に展開するのが目標です。
旅先で手に取る土産物が一律 Made in china であるのが現状です。インバウンドの立場に立って考えると、せっかく日本を訪れたのならば、日本で購入する土産は、せめて Made in japan であって欲しいと自分ならば思います。

価格の面で難しいとは思いますが、検討の余地はあると思いますので、今後も函館を拠点として事業を軌道に乗せ、新たな取り組みを続けたいです。

※2020/2/7取材

ご紹介企業基本情報

社名
ナカ電子株式会社
所在地
[本社]〒203-0042 東京都東久留米市八幡町1-1-28
☎︎042-474-6543 FAX:042-470-8231
[函館開発センター]〒041-0801 函館市桔梗町416-24 PATENT WORKS Inc.様内
☎080-3438-5348 FAX:042-470-8231
e-mail
shunichi-d-nakajima@nakadenshi.co.jp
URL
http://www.nakadenshi.co.jp

会社概要

代表者名
代表取締役社長 中嶋 俊一
設立年月日
1973年12月13日
従業員数
7人(うち正社員1人)
資本金
3000万円

主な事業内容

プラスチック製品(設計・成型・加工)
土産品(企画・設計・加工)
電子製品(製造・加工)
組立業務受託

主要製品・サービス

・家電の消耗品(フィルター)・建築塗装の部品(壁穴用キャップ)
・工作機械の部品 観光地の土産品(企画・設計・製造)
・電話の便利用品
・店舗展示用の販促什器

主要取引先

朝日電器㈱様・㈱いちごや様・㈱正和様・㈱スカイニー様・㈱ミヨシ様・函館山ロープウェイ㈱様 ほか

有限会社日新商会






[お話いただきました]
代表取締役社長
新関 隆 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社のしゅうまいは、北海道の海の幸・大地の幸をしゅうまいそのものの中に練り込み、種類の数だけ素材の違いを楽しめる商品です。豚肉との相性を吟味して、味・食感を活かした具材。豚の背脂は使用せず、つなぎの片栗粉を最低限に抑えて、下ごしらえから包むまで、一つひとつを丁寧に手づくりしています。その結果、冷めても美味しく、タレもしょう油もいらないのが最大の特徴になっています。作る数量は限られるものの、具材をトッピングするだけのしゅうまいとは違い、しゅうまい丸ごとで素材が味わえる商品となっています。

季節の食材や、地元の希少な具材、お客様からの要望に応えた催事用など、これまで商品化したしゅうまいは、すでに24種類に及びます。しかし定番とするには製造工程に無理があったり、具材調達に不安があったりと簡単ではありません。現在、定番商品は8種類と決して多く有りませんが、地元を代表する食材として、最初に販売した「ホッキしゅうまい」。北斗市の誕生を機に、町村合併の融和への思いを込めた「ホッキシュウマイ米の華」では、旧大野町の「米」と旧上磯町の「ほっき」を使い農林水産省「地域資源認定商品」の認定を受けております。

当社は現在地で昭和3年に金物屋として創業した後、地域に根ざした燃料店として現在に至ります。「しゅうまい」については平成17年、商店街組合の「食」による街おこし事業の一環として始めた、異業種での参入でした。食べるのも、作るのも大好きで、20年来の趣味としていた「しゅうまい」。美味しく、良いものを追求する気持ちが強く、手間もコストも度外視した本物づくりに徹したことで結果として現在の評価につながったと思っています。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

常々、物産展に出店していて思うのは、北海道外のお客様がお持ちの「北海道の食」への好意的な反応です。そんな期待に応える姿勢を大切に、北海道の食文化をより良く発信できる企業様に増えてほしいです。北海道の食の魅力は、素材の良さです。昔からの伝統的な製品や、添加物をあまり用いない製品を積極的に流通させてほしいと思います。

函館地域で事業を行う上でのメリット・デメリットを教えてください

函館地域だけでなく、北海道では餃子と比べ、しゅうまいを食べる習慣がなく、食文化として弱いと感じています。「餃子は皮を食べるもの、シュウマイは肉を食べる中華皇帝の食べ物」と言われる贅沢な一品です。恵まれた土地資源を活かし、良質な豚肉の生産地である北海道でこそ、広がりを持って受け入れてほしいです。
メリットとしては、地元北海道の食材をふんだんに使用して、旨さの探求ができることだと思っています。

今後の展望について、お聞かせください

当社は現在、全国の百貨店で行われる催事販売比率が高く、コロナ騒動で大きな打撃を受けています。催事場での対応方法はじめ、今後の百貨店さんの動向を注視しているところです。今季の新商品は、地元函館の特産として有名で要望も多い「イカ」を新たな具材に試作しました。イカの甘みと食感が残る味わいに仕上げ、これからの物産展に携える予定です。「旨いものを作る努力はしても、儲けるための努力はしない」をコンセプトに、新たな味わいを届け続けたいと思います。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください

私自身も含め従業員の高齢化が進んでいますので、現在は就業時間を短くして負担軽減を図っています。技術の必要な作業で、急な増員も無理がありますので、現在のスタッフで可能な量を調整しながら「身の丈」に合った商売を続けていきたいと思っています。
アフターコロナによる変化に合わせた販売員の確保や、今後に向けネット販売の強化といった新たな販路の拡大も必要だと考えているところです。

※2020/7/28取材

ご紹介企業基本情報

社名
有限会社日新商会
所在地
〒049-0161 北斗市飯生3丁目2-12
☎0138-73-2136 FAX:0138-73-7964
e-mail
info@karyu-hokki.com
URL
http://www.karyu-hokki.com

会社概要

代表者名
代表取締役社長 新関 隆
設立年月日
1963年10月16日
従業員数
11人(正社員5名)
資本金
300万円

主要製品・サービス

  • 日通プロパン
  • ホッキしゅうまい他各種しゅうまい製造

主要取引先

日通商事株式会社・株式会社アサリミート・株式会社アキヤマ

日新電子工業株式会社



[お話いただきました]
執行役員開発設計部門担当
中島 孝浩 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、食品業界を中心とした異物検査装置のメーカーです。金属、石、ガラス・樹脂などの異物混入検出、ピンホールやシール不良検出から、破砕機等の設備機械の破損防止など多種多様なニーズに対応したオーダーメイドが可能です。60年以上の実績に基づく現場のノウハウの蓄積がありますので、工場内のスペースに制約があったり、稼働中のベルトコンベアの幅に合わせるなど、お客様の要望にきめ細かく対応し、企画、設計・開発、生産、販売、メンテナンスをワンストップで、スピーディーかつ安定して提供できます。

検査装置は金属検出機とX線検査機とに大別されますが、八王子工場は金属検出機を担当し、こちら函館ではX線検査機(画像系)を担当しています。お客様サイドではより精度の高いものを常に希望されていて、当社はそれに応えようと、更なる技術の向上を目指すといった循環があります。そのような中で画像系検査がこれからますます進化していく可能性はより高いものと考えております。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

函館近隣に、精密板金加工業者様があればと思います。現在市内の加工業者様数社とお取引させていただいておりますが、現状でギリギリ間に合っているといったところであり、複数台の受注が入ると市内企業様だけでは対応できませんので、市外企業様にもお手伝いいただいているといった状況です。
また、画像処理系のソフト開発を委託できる業者様とのお取引も検討しております。

函館地域で事業を行う上でのメリット・デメリットを教えてください

メリットとしては、畜産・水産食料品製造と農業が盛んな北海道・北東北地区のX線異物検査装置と画像検査装置を中心とした検査装置の製造・メンテナンスの拠点ができたことです。市内周辺の優秀な技術者を採用できております。
デメリットとしては、首都圏のお客様ですと、航空機や新幹線等東京から函館へのアクセスが充実しているため函館事業所に来ていただく機会が非常に多いのですが、東京地区以外のお客様・協力業者様に函館に来て頂く機会が少なく、東京八王子工場での製品立ち合い等を希望されることが多くなるため、担当技術者の出張などのコストが上がる事です。

今後の展望について、お聞かせください

X線検査機の海外展開としましては、東アジア方面への輸出はありますが、ヨーロッパ方面となると国内とは別な基準があり、現在は、海外事業部を持つグループ会社が担当しています。今後は、新たな基準にも対応しながら、ヨーロッパはじめ北米などにも販路を拡げていければと考えております。
技術面ですと、食品検査分野にニーズの高い「異物混入の検査」「品質の検査」などは、画像検査機の可能性が期待されます。近赤外ハイパースペクトラカメラを用いて、スペクトルの反射と吸収を解析した新たな異物検査技術の開発なども行っているところですが、更に技術向上が求められること、スピード感を以った展開力が必要なため、製造台数増とともに、特にソフト開発者と電気設計者の人材確保を強化していく予定でおります。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
日新電子工業株式会社
所在地
[本社]〒101-0032東京都千代田区岩本町2-1-18 フォロ・エム8F
☎03-5833-1080 FAX:03-5833-1081
[函館工場]〒041-0834函館市東山町167-141
☎0138-53-6966 FAX:0138-53-6981
e-mail
t.nakashima@nissin-elc.co.jp
URL
http://www.nissin-elc.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 野田 幸平
設立年月日
1944年4月6日
従業員数
164人(うち,正社員 145人(うち函館事業所 12人))
資本金
3,000万円

主要製品・サービス

  • 金属検出機・検針機
  • ウェイトチェッカー
  • X線異物検査装置
  • ピンホールチェッカ
  • 光学式検査装置

主要取引先

・食料品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業、繊維工業、パルプ・紙・紙加工品製造業、
化学工業、プラスチック・ゴム・ガラス・セメント製造業、鉄鋼業、農業、電気業、
廃棄物処理業

関連会社

グループ会社:株式会社イシダ

株式会社布目



[お話いただきました]
取締役経営企画室長
布目 征康 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、函館で80年、イカ塩辛を中心に海産珍味を製造している企業です。2013年には「見せる工場」をコンセプトに現工場を建設し、地元小学校を中心に社会科見学の受け入れなどを実施しています。海産物の製造業では年々、人材確保が厳しくなる一方であり、海産物製造に関わる「臭い・汚い・キツい」というイメージの解消を目的のひとつとして取り組んでおります。
さらに当社は、衛生管理について国際的な食品安全マネジメント認証のFSSC22000を取得しているほか、現工場を総平屋の建物とすることで、原料の受け入れから出荷までをワンウェイとなるよう動線を検証し、生産管理・衛生管理の徹底と作業効率アップとの両立を果たしております。
こうした衛生管理への取り組みは、社員教育の徹底と取引先様への安心保証として、現在、必要不可欠な取り組みとなっております。
原料事情が苦しい業界内において、当社は付加価値の高いアッパーグレードな商品開発に努めておりますが、昔ながらの熟練した社員の手作業による加工技術が当社を支えていると考え、社員への福利厚生面や、清潔な作業環境、社員食堂、休憩室など施設の充実も図りながら生産設備を含めたブランド力の強化を進めており、市内の同様業態企業の中では、唯一、地域未来牽引企業にも選定されております。

函館で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

函館で水揚げされるイカの美味しさが、函館にこだわる理由になっておりまして、北海道の食のブランド力の高さは絶対的です。他のメリットとしては、函館は北海道の中でも比較的雪が少ないというのもあります。しかし、津軽海峡を挟む環境であるためフェリーや空輸という天候に左右されやすい輸送手段が、当社製品にとっては費用面で負担増になっています。昨今のイカの不漁はデメリットであり、厳しい時代だと思いますが、それ以上に世帯員数の減少に伴う商品の少量化により、製造工数が増え続けているということが、コスト増や人手不足の一因になっています。

非正規社員の割合が多い食料品製造業にあって、御社は正社員の方が多いように見受けられますが

社長の方針として「従業員を大切にする」というのがありまして、人を育てる意識から地元採用にもこだわっています。そのことで微力ながらも地元貢献も意識していることろです。パート社員については本人の希望で、どうしてもという方以外はフルタイムでお願いしています。そうした従業員を軸とした体制が製品の高付加価値にも繋がっています。例えば、一部の製品は機械撹拌に頼らず「数の子」の形を崩さないというのも手作業ならではのものになっています。

今後の展望について、お聞かせください。

付加価値を高めた商品は、価格は上がりますが一定以上の需要があります。そうしたお客様に受け入れていただけるという事に、これまでの取り組みで自信を付けつつありますので 、今後も更に付加価値にこだわった商品作りを続けたいと思っています。
また、海外輸出には改めて取り組まなければと考えています。以前、商社を通じて一部商品を販売した実績はありまして、海外で日本酒販売が順調という事もあり、私自身も直接シンガポールで開催された展示会に、当社製品を携えて意気込んで参加しましたが、今ひとつ反応は薄くガッカリした経験があります。食文化の壁の高さを実感した経験でした。
当社のヒット商品となった「社長の塩辛」は通常のものと異なる製法で、実際に社長が手土産にしていた特製の塩辛が好評で商品化した経緯があります。これなどは、賞味期限が短いイコール添加物が少ないといった、時代の要請にマッチした事で売り上げを伸ばすことができました。こうした時代の流れに応じた新商品の開発は、今後も継続していこうと考えております。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

塩分を気にされる方が増えたといった食品へのニーズの変化が気になります。物流の発達や製法の違いで、昔に比べれば塩分の使用はかなり減ってはいますが「塩辛」の名前の通り、塩の利用は味わいとして欠かせない部分ですから敬遠される事態も想像されます。若い方への製品、洋風の製品などの開発も自社内で継続的に試してはおりますが定番化には至っていません。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社 布目
所在地
〒040-0076 北海道函館市浅野町4-17
☎︎0138-43-9101 FAX:0138-43-3711
e-mail
nunome@hakodate.or.jp(代表)
URL
http://nunome.hakodate.jp

会社概要

代表者名
代表取締役社長 石黒 義男
設立年月日
1941年6月創業 1961年4月設立
従業員数
98人(内 正社員82人)函館本社 92人、札幌2人、大阪2人、福岡2人
資本金
7,200万円

主要製品・サービス

  • 社長のいか塩辛
  • 本数の子黄金松前
  • たこわさび、松前漬、うにくらげ など多種珍味

主要取引先

全国の卸売市場、卸問屋、小売店

その他

食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」取得工場

株式会社ハイソフテック



[お話いただきました]
代表取締役
藤咲 雅司 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、時代や社会のニーズに合わせた「ITソリューション」「電気・機械装置の設計・開発」「品質検査」など技術力を基本に多種多様なサービスを展開しており、業種を横断した事業展開をする事で得られる専門知識が特定分野に限定されず、応用の効くところが強みです。

電気機械装置については電車関連の変圧器装置の設計作業を行なっております。また、エレベーター関連設計の補助CAD、品質検査については電車関連の積み込み直前の耐久テストや装置の動作検証といった一連の検査業務を一括で請け負っております。

函館オフィスとしては現状の実績による技術力に甘んじることなく、『信頼される高度なエンジニアリングサービス』を目指して、日々エンジニアリングスキル並びにヒューマンスキルの向上を図るべく、ITソリューションとしてのデジタルサイネージへの取り組み、VR、ホロレンズを使ったMR等の事業化に取り組んでおります。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

本社がある茨城県において、採用面での困窮に直面する中で、新天地として北に向かおうと方向性を決め探していたところ、北海道新幹線の開通間近ということと、たまたま旅行でこちらを訪れたのを契機に「函館」が浮上しました。
その後、ホームページなどを調べると、理工系の高等教育機関の存在や、ITベンチャー企業様の紹介など心動かされる内容でした。さらに、目を引くほどの助成金の存在を知った事で、いきなり函館市役所の方へ電話連絡させていただきました。こうしたアプローチは函館市としても珍しく、庁内でも話題になったと伺っております。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

経済部の皆様をはじめ、地場企業様等多方面にわたる方々より、非常に温かく親切にサポートいただき、大変感謝しております。
おかげさまで無事開所3年目を迎えることができました。不足と感じる事が無いほど手厚いサポートをいただいていると思っています。
敢えて何かと問われれば、地元採用の社員が本社勤務を経て、業務の習得を終えて、再度Uターンの形で戻ってきた場合に、何某かのサポートがあれば、より積極的に戻りたいというふうになるのかと思います。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

優秀な人財を何名も採用をすることができました。また、他業種の方々(観光ビジネス関係等)と知り合うきっかけができ、新事業へのヒントを多く得られたと思います。
仕事仲間には進出先として函館を伝えると函館にはビジネスでの進出というとイメージが無いらしく驚かれる事が多いです。
また、これは全くの偶然ですが、当社の函館進出と北海道新幹線延伸のタイミングが重なったことにより、これまでの実績をかわれて、新幹線関連の品質検査や保守点検の依頼をいただいております。

社員の反応はいかがでしたか?

従業員の二名は函館進出の際、本社から同行してきたスタッフですが、赴任した若年者が地元を離れることで、自立心や後輩への責任感などが強まり、大きな成長が見えました。
それにより、茨城の社員にも刺激となっているようです。
この二名は函館に移住する形となりましたが、経済部の方から紹介していただいた団体にも参加しており、若い方たちとの交流が増え、勉強会やイベント参加の機会も増えた事で函館での生活が楽しくなっているようです。また、豊かな自然に囲まれた函館に来たことで、登山や釣りなど新たな趣味の発掘にもつながり、大変喜んでいます。

今後の展望について、お聞かせください。

函館市 及び 北海道に貢献できるような新たな事業を展開したいと考えて、現時点ではVR・MR・デジタルサイネージ等に力を入れています。
VRは、モーションキャプチャを利用した動きのあるものとなっていますが、こちらは侵⼊困難エリアに入る際のシミュレーションに使えるのでないかとプレゼン用に作成したことが切っ掛けとなりました。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

現時点では知名度が低く、函館での業務実績も少ないため、信頼関係を構築すること 及び どのように貢献できるか(需要)を見出すことが課題となっていますが、今後も「魅⼒度最下位の県から魅⼒度No1の街へ憧れとともに進出してきました」というキャッチコピーで売り込んでいこうと(笑)考えております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社ハイソフテック
所在地
[本社] 〒312-0062 茨城県ひたちなか市大字高場字庚塚 1608-43
☎︎029-354-3450 FAX:029-202-3150
[函館オフィス] 〒040-0011 函館市本町6-5 協和函館ビル 2F
☎︎0138-83-8652 FAX:0138-83-2902
e-mail
hp@hisoftec.co.jp
URL
http://www.hisoftec.co.jp

会社概要

代表者名
代表取締役 藤咲 雅司
設立年月日
1989年1月9日
従業員数
148人(うち,正社員 128人(うち函館オフィス 6人))
資本金
1,500 万円

主な事業内容

  • ソフトウェアの設計・開発/機械・構造及び電気装置の設計
  • 2 次元・3 次元 CAD 及びアニメーション作図

主要取引先

株式会社日立製作所 及び 日立関連企業

函館酸素株式会社



[お話いただきました]
管理部 部長
田中 昭 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、渡島檜山地方で唯一、酸素と窒素を製造しているメーカーです。当社の強みの1つとしては戦前の創業以来80年以上地元で実績を積み重ねたことによるお客様からの信頼です。酸素や窒素はどのメーカーも品質に大きな差は無く、製品自体での差別化は難しいのですが、供給力、提案力、保安サービスなどお客様へのサービスによる信頼の積み重ねが競争力につながる事業です。

地域に競合する企業もありますが、酸素や窒素の製造プラントを所有しているのは当社だけであり、安定供給という面では圧倒的な強みを持っております。
また、当社の成り立ちには、函館を代表する造船会社である函館どつく株式会社が大きく関係しています。造船で鉄を切断する際には大量の酸素が必要であり、造船工場に酸素を製造する会社が必要ということから当社が設立されました。また、医療関係でも手術用及び呼吸器患者向けで酸素は必要不可欠なものであり、社会的使命として万全な安定供給に努めております。

窒素ガスに関しては、電子機器製造用に大量に使われるほか、食品の酸化防止封入用や、液体窒素の超低温を利用した食品急速凍結用など幅広い産業分野で使われています。医療の現場でもイボの除去などで液体窒素が使用されています。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

生産プラントの稼働に直結するという意味では電子機器、鉄工、機械、化学、食品など製造業となります。ものづくりをする製造業が増えることが、当社にとっても地域にとっても活性化につながると考えております。
当社では、お客様の効率化、コストダウンに貢献できるよう、ガスアプリケーションの開発、提案に努め、地域製造業を支えて行きたいと思っています。

今後の展望について

今後も安定供給、品質向上、各種提案により、お客様に安心して製品をお使いいただけるよう努め、地域の産業、医療を支え、地元に愛される企業を目指して参ります。
社員ひとりひとりの責任感と80年以上の事業の歴史が、地域における信頼の礎であり、社員の成長があってこそ会社と地域の発展につながると思います。
今後も社員、会社、地域が、共に成長し続けられるよう努力して参ります。

2018年には市内の臨空工業団地に第二工場を建設されましたが,その経緯についてお聞かせいただけますか

万が一、当地区が大きな津波に襲われた場合、函館港に面している現在の工場は大きな被害を受ける可能性があります。渡島・檜山地方で唯一の酸素、窒素生産企業としては、災害時にも万全の供給体制を継続することが大きな使命であり、ガスの充填機能と備蓄機能を高台である臨空工業団地に移転建設することを決断しました。
本社のプラントに万が一のことがあっても、地域で必要なガス需要を一定期間まかなえる備蓄があれば、道路などが寸断された場合でも、復旧までの供給を維持できると考え、想定した必要備蓄量を確保することが、臨空工場建設にあたってのコンセプトでした。
また、外環状線が令和2年度に空港まで開通予定であり、市内外とのアクセスが向上することも、供給体制の強化につながると考えております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
函館酸素株式会社
所在地
[本社]〒040-0076 北海道函館市浅野町1-3
☎︎0138-42-2411 FAX:0138-42-4888
[臨空事業所]〒042-0958 北海道函館市鈴蘭丘町3番128
☎︎0138-78-0055 FAX:0138-78-0056
e-mail
info2@hakosan.co.jp
URL
http://www.hakosan.co.jp

会社概要

代表者名
代表取締役社長 星 朝秋
設立年月日
1938年3月29日
従業員数
69人(うち正社員 58人(うち函館本社・臨空事業所 46人))
資本金
2400万円

主要製品・サービス

  • 酸素・窒素・アセチレン・LPガス他一般高圧ガス
  • 各種高圧ガス・医療ガス配管工事・その他設備工事
  • 医療用機器の販売、賃貸および修理 他

主要取引先

函館どつく、函館エヌ・デー・ケー、病院等各医療機関 他

関連会社

大陽日酸グループ

株式会社函館スチールセンター



[お話いただきました]
代表取締役社長
村上 眞二 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、ショットブラスト業界最大手のニホンケミカル(本社:広島県)とメタルワン(本社:東京都)の合弁会社として、2009年函館に設立した造船会社向け中心の金属表面処理専門企業です。
このような業態の会社は北海道・東北エリアには全くありませんでしたので、北海道・東北のお客様から発注を受けた際には、浦安の工場から供給しておりました。

函館に拠点を構えた現在では、造船メーカーである函館どつく構内に工場を構えることにより、鉄鋼メーカーからの鋼材運搬船が直岸できる岸壁を持つ強みを生かし、主要顧客である函館どつく様をはじめ、北海道・東北のお客様への物流効率化によるコストダウン、鋼材の下地処理塗装の品質向上に寄与しております。

また当社ではお客様からいただいた造船・橋梁などの図面を基に、ロボットにより罫書・切断し、お客様は部品を組み立てるだけの状態での納品を可能とするシステムを構築しており、こうしたシステムは全国でも少なく、当社の強みであると考えております。
さらに、当社では工場内を高速通信ネットワーク化したリアルタイム生産管理システムを、全国に先駆けて導入しました。これにより完全なトレーサビリティーが可能となり、誤出荷を防止していることも当社の強みとなっております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください

函館どつく様が有ることが最大の理由ではありますが、北海道の入り口に位置し、港湾設備がしっかりしていて鋼材船が直岸出来る場所に工場を建設出来る事が決め手となりました。

さらに、函館市の企業誘致担当者に大変熱心にご対応頂き、助成面などでも継続的に助けられたことも決め手のひとつです。

結果、会社設立目的である、既存の北海道・東北エリアのユーザー企業ヘ、コストダウンの提供を果たすと共に、主要顧客である函館どつく様へは品質向上・コストダウン・納期短縮の提供が可能となりました。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

鉄鋼材の成形加工、溶接ができる工場など鉄鋼関係の企業様に増えて欲しいです。

当社で鋼材の表面処理と、図面通りのカットはできますので、その先の溶接ができる企業が増えれば、ものづくり企業様も進出し易い地域となると思います。
現在、函館地域には鉄鋼関係の業者が少なく、立地しても全ての工程を自社で完結しなければならないため、立地のハードルが高くなっていると思います。

協業できる企業が増え、クラスターを形成できれば、更に進出しやすい地域になると思います。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

親会社(ニホンケミカル)にとっても函館に会社設立・工場を建設したことにより、今までなかった北海道内の仕事の受注に繋がりました。

設立当初の目的であった、北海道・東北エリアのお客様へのコストダウン・納期短縮の提供が実現しただけではなく、相乗効果として、関東エリアの既存のお客様へのコストダウン・納期短縮の提供も実現しております。

今後の展望について、お聞かせください。

事業継続、安定収益化に向けて更なる付加価値向上・深化に努めるのみです。

現在の環境においては、後工程が可能な企業様との協業で新たな受注が可能になると思っています。
当社と協業可能な企業様が函館地域に進出するために、自社で可能な取り組みとして、本社(広島)・浦安(千葉)エリアの鉄鋼団地に立地している企業様に函館視察をお願し、先ずは観光メインでも来ていただき、函館を知ってもらうことが将来的な函館進出のきっかけになると考え、現在働きかけているところです。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社 函館スチールセンター
所在地
〒040-8605 北海道函館市弁天町20-3(函館どつく構内)
☎︎0138-22-5555 FAX:0138-84-6642
URL
http://www.hakodate-sc.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 村上 眞二
設立年月日
平成21年5月20日
従業員数
13名
資本金
5,000万円

主要製品・サービス

  • 鋼材のショットブラスト・プライマー加工業務
  • 鋼材の荷役(水切、払出)、仕分、保管業務
  • その他加工業務

関連会社

株式会社 ニホンケミカル

株式会社 メタルワン 

株式会社ビックボイス



[お話いただきました]
代表取締役
佐々木 治郎 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、最先端技術を駆使したシステム開発やプログラミング分野において首都圏で多くの実績を持ち高い評価をいただいています。北海道出身の社員が半数を超えており、故郷の未来を作る気持ちがあります。ITのみならずIoT製品の試作でメーカー、大学との共同開発実績もあり、メカトロニクスにも対応できる数少ないIT企業です。
WEB システム開発用の Java や、組み込み系 C 言語を強みとするメンバーが多く在籍し、新しいデバイスに対してソフト開発で更に 付加価値を創造することができます。また、日本人唯一の W3C ボードメンバー岸上教授による学術指導を受けた先端技術の研究に取り組んでおり、当社の技術で世界をリードしていく事を目標としています。

函館道南R&Dセンターでは、産学官連携で脳波を使った研究開発を進めております。最終的には脳波によるドローンの操縦やロボットの操作を目指していますが、応用範囲の広い技術であることを踏まえ、さらなる研究を進めているところです。また、ブロックチェーンの技術を用いたモノ作りを行ったり、当社の保有する技術の水産海洋への導入についても研究しております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

北海道新幹線の開通目前に、たまたま参加した北海道のフォーラムで函館市経済部様よりプレゼンテーションを受けました。

その後、一度視察で函館を訪れて即決でした。これから始まる新しい函館市の未来に大きな可能性を感じ、挑戦しがいがあると思いました。当時、10箇所ほど進出候補地がありましたが勢いや、担当者の方の熱意という意味では函館が一番でした。

現在、函館の企業誘致大使である「函館ものづくり産業アンバサダー」に就任させて頂きまして、他の経営者の方々に積極的にご紹介させていただいております。街並みの美しさなどは年齢に関係なく好評で、家族を伴って情緒のある函館で仕事をしたいと言っていただくことが多いです。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

100%満足しています。函館市、経済部、函館市産業支援センター、北海道工業技術センター、また地元の先輩企業の皆様が温かく迎え入れてくれました。それは進出して5年経った今でも続いていて、こうした進出後も変わらないサポートというのは意外と少なくて企業にとっては重要だと思います。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

企業が右肩上がりで大きな成長を遂げました。

また函館市で働きたいという道南出身の若者の入社が続きました。
Uターン後何か故郷のためにやりたいと社内に動きが出て、新しい自社製品やサービスがいくつも生まれ、展示会等で成果を発表するまでに至りました。
東京、札幌社員の函館出張の回数が増え明らかに仕事に幅が出ました。今も皆で新しい研究開発に没頭しています。

社員の反応はいかがでしたか?

函館で仕事を始めることは全員がすぐに賛成してくれました。社員旅行や仕事で訪れ、見て、情報に触れる度に函館市の持つ情緒あふれる街並みやストーリーのある歴史に社員は魅了され、東京の社員が働きたいとIターンで移住しました。

仕事と余暇のバランスがとれ、休日はゴルフ、釣り、アウトドア、ドライブとコミュニケーションも増えたように思います。

食べ物が安くて美味しいのもポイントですね。積極的に函館を志望する社員もいますが、できる社員ほど何処にいても仕事に支障が無いので事業所間での対抗心が生まれてくるなど良い刺激になっていると感じています。

今後の展望について、お聞かせください。

東京はじめ北海道、市内から安定して仕事の受注が出来ているので、更にUIJターンで函館市内で働く若者を増やしていきます。

国際水産都市である函館において役に立つようなIoT製品やサービス、特に一次産業の根底を支えるような分野にも挑戦していきます。
その実績を函館から東京、世界に発信して、市内雇用の創出を増やし、若者流失や少子高齢化の地域の課題も解決したいです。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

やる気とスキルを持ったベンチャー企業がたくさん集積して欲しいと思います。

特化したスキルがなくても、やる気のある企業にも来て欲しいです。創業直後に当社も函館に来て、走りながら見つけました。そのプロセスは大切で、貴重な思い出です。そういうのが醍醐味ではないでしょうか?
函館は国際性の高い都市だと思いますので、海外からIT企業にも是非来て欲しいと思います。
情報系高等教育機関などももっと増えれば良いですね。

佐々木社長は旭川市ご出身という事で、函館ものづくり産業アンバサダーだけではなく、北海道企業誘致サポーターにも就任されていらっしゃいますが、函館含め北海道への思いをお聞かせください

単純に故郷を盛り上げたい思いは無論あるんですが、北海道はビジネス面で見ても魅力に満ちていて、まだまだ可能性が眠っていると思います。
そういった魅力をもっと発信して多くの企業に足を運んでいただき、一緒に掘り起こしをして欲しいという思いが強いです。北海道に愛着を持ち、仕事が有れば進出してみたいという方に、積極的にアクセスして背中を押す役割を担いたいと思います。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社ビックボイス/株式会社ビックボイス 函館道南R&Dセンター
所在地
[本社] 〒194-0021 東京都町田市中町1-4-2 町田新産業創造センター3階
☎︎042-794-7419 FAX:042-794-7519
[函館道南R&Dセンター] 〒041-0824 北海道函館市西桔梗町745-21
☎︎0138-84-8039 FAX:0138-84-8059
e-mail
bigbois_info1@boisb.com
URL
https://boisb.com/

会社概要

代表者名
代表取締役 佐々木 治郎
設立年月日
2012年10月11日
従業員数
48人(うち,正社員 48人(うち函館事業所 12人))
資本金
1000万円

主要製品・サービス

  • Web系システムの社内受託開発及びオンサイト開発支援
  • 複数大学と研究開発
  • 市役所、観光協会、旅行代理店、飲食店、モノづくり企業向けHP制作
  • IoT製品試作請負(メーカーと共同開発)
  • 仮想ネットワーク・サーバー構築・LAN工事等のインフラ構築

主要取引先

株式会社エスイーシー、株式会社iD、ナカ電子株式会社、株式会社メデック、
大手メーカー、上場企業各社、

芦別市役所、町田商工会議所、町田新産業創造センター、芦別市観光協会、慶應義塾大学、
千歳科学技術大学、武蔵野大学、ロータリークラブ、一般企業等

株式会社マイスター


[お話いただきました]
代表取締役社長
瀧 浩幸 様

自社の強みについてお聞かせください

当社は、見える化という技術に特化し、「見える化ソリューション」では国内No1の会社です。この技術により、Microsoft社からの認定パートナーとしてGold コンピテンシーを頂いております。
情報が溢れている現代社会の中で、必要な情報を抽出して、使える情報に加工することを得意分野としています。

実際にはどんな事をしているかと例を挙げますと、犯罪捜査の効率化を図った[スマホデータの見える化]により、時間を短縮する事で検挙率も上がるという社会貢献にもなった製品があります。さらに、[スポーツの見える化]として現在全国の高野連にも利用されている、野球のスコアブックを簡単・手軽に入力できる製品の開発、また、実際に展示会場やコンビニの出店時計画などに広く利用されているソフトウェアに[オフィスの見える化]として、オフィス内のレイアウトやイベント会場を平面上でレイアウトしたものを、3Dの画像で確認できるソフトウェアの開発実績があります。これらの製品群は、ベースにマイクロソフト社のVisioというアイコン操作が特徴の2Dソフトを使用しており、3D化するプラグインを当社が作成しておりマイクロソフト社に評価されるに至った技術です。

最後に、現在当社一押しの技術が[MR(ミックスド・リアリティ)]です。現実の世界にバーチャル素材を投影・合成する事で、ビジネスでの利用を期待される技術です。当社はすでに全国のホテルに採用いただいている「Floor Planner」という製品があり、会場のテーブル配置などで利用されていますが、このソフトウェアにMRを内包させる事で、2Dの図面を3Dに変換した立体画像を、マイクロソフト社のホロレンズというデバイスによって、実際の会場内に配置して見せることができます。こうした取り組みをしている企業は多いですが、当社はこのホロレンズ内に持ち込む変換ソフトに特許を申請中であり、通常数時間掛かるものを数分程度に短縮しできます。応用性が広い分野でもあり、今後の展開に期待を持って取り組んでおります。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

IT関連企業(場所を問わず全国・世界に発信できる業種の為)
もっとも場所に関係なく仕事ができる業種だと思うのでお勧めするという意味で増えて欲しいと思います。

函館で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

通勤に時間と労力が必要な関東圏に比べ、函館は通勤に要する時間も労力も最小限に押さえられることから、より業務に集中でき、最先端の技術を駆使した製品を生み出すことができます。さらに、その技術力が評価され、全国からの依頼を受ける事ができます。
函館は、観光地としての知名度の高さや食べ物の美味しさから、お付き合いする企業の方も積極的に来訪頂く機会に繋がるといったメリットもあります。
デメリットというと、仕事面では全国規模の展示会などは、やはり東京などに行かないと触れられる場所が少ないことでしょうか。

函館地域からのサポートについてはいかがですか

函館地域には起業に当たり多くの支援制度がありますので未来大学の卒業生に是非起業して頂きたいです。全国的に見て同系統の大学の卒業生が起業し、すでにIPOを果たした企業もありますので、未来大学の卒業生にも同様の意識を持って欲しいと思います。

地元の大学卒業生の起業が活発なエリアには興味を持った大手企業の進出も増えると思いますので、そうした流れを積極的に作って欲しいですね。

今後の展望について、お聞かせください

常に新たな技術力を提案していく事、企業が継続して行くことが基本だと考えています。要望について期待される以上の結果を提案する姿勢が、当社のカラー「マイスターらしさ」に繋がっていると思いますので、今後も社員50名程度の少数精鋭で、売上50億で営業利益10億の業界一高い給与会社を目指します。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社マイスター
所在地
〒041-0801 北海道函館市桔梗町379-53
☎︎0138-34-2377 FAX:0138-34-2378
e-mail
info@mster.co.jp
URL
https://www.mster.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 瀧 浩幸
設立年月日
2000年10月18日
従業員数
17人(全員正社員(うち 東京支社 3人))
資本金
5,620万円

主な事業内容

ソフトウェア企画・開発

主要製品・サービス

  • FM-Tools(施設管理ソフト)
  • Floor Planner
    (ホテル向けテーブルプランソフト)
  • Visco for Baseball
    (野球スコア記録ソフト)
  • 「見える化」ソリューション
    (企画、開発)

主要取引先

ソフトウェアメーカー、情報通信関連会社、建設関連会社、航空関連会社、セキュリティ関連会社、IT関連会社、ネットワーク関連会社、環境事業関連会社、ICT事業関連会社、マスメディア関連会社、全国ホテル(500社以上)、全国高等学校(100校以上)、地方自治体、官公庁他

その他

自社製品の研究開発・企画持ち込み型で「見える化ソリューション」では国内No1の会社です。ニッチな分野を独自の高い技術力で函館から全国・全世界に発信している企業です。

松江エンジニアリング株式会社



[お話いただきました]
函館事業所
小島 満 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、自動車産業が集積する愛知県で長年にわたり金型作りを続ける、松江鉄工所から独立分社化した自動車部品用金型の精密加工を得意とするメーカーとなります。なかでも放電加工とワイヤー加工が得意分野で、プレス型パンチ製作などを主要業務としております。

現在はCAD/CAMの高度化で、依頼先から設計の基本データを渡され、マシニングセンタなどの機械設備が同じであれば 加工の技術面で優位性を保つことは大変難しく、違いが出せるのは製造工程についての実績とノウハウとなります。ですから当社にとっての強みとしては実績の部分で、最終的には生成加工品についての精度の違いとなって現れます。例えば当社が得意とするプレス型パンチでの精度は1/100mm 程度。紙の厚さが0.1mmですから、さらにその1/10と、透けて見えるレベルの違いです。

それでも、こうした違いは、三次元測定器を利用した計測検査では数値の差として現れますので、機械のオペレーティングといえども技術者としての経験が活きる部分となります。さらに当社には設備構成の違う苫小牧工場も稼働しており、互いの設備を補完することで、より広い業務依頼にお応えできる体制が整っています。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

当社は、日頃から工業技術センターのサポートなどをいただいています。検査機器の利用頻度も高いですし、「この材質はなんでしょう」という相談まで出来ますので、皆さんも、もっと活用するべきだと思います。
また振興財団には、設備への補助金も沢山用意されていますので、積極的に利用して自社の生産性を上げるよう活用してはいかがでしょうか。

函館地域で事業を行う上でのメリット・デメリットを教えてください。

函館高専や北海道立工業技術センターなど技術力に特化した教育機関・産業支援機関があり、何かと相談し合える人脈が築けたことが最大のメリットです。
ただ、函館高専の出身者も卒業後は一旦函館を離れる人が多く、親御さんの関係でUターンで戻って来た方というのも多いという印象があります。
高い技術力も持つ個人事業者の方はいても会社を拡大する意識が低かったり、業者間で仕事を融通し合うような連携が足りないのではないかという話はよく出ています。工業系の仕事環境として函館はクラスターの形成ができていないのがデメリットでしょうか。

今後の展望について、お聞かせください。

道内の仕事を大いに増やしたい気持ちは強くありますが、制作現場としてはデータ化が進んだことや流通網が発達したおかげで見積もり段階での参加者が増える一方で非常に苦労しております。

一方で、新幹線の開通で東北方面だと盛岡まで1時間ちょっと仙台、宮城でも2時間弱で行けるようになりました。室蘭で2時間半、札幌方面なら4時間と掛かる時間は同じですから、未開拓なエリアとして東北方面に営業に出向く事も考える時期かと思っています。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

パートナーになり得る企業さんには増えて欲しいですね。

当社では”丸もの”と呼ばれる旋盤加工はやっていないので近場での外注となっていて仕事の確保を増やすためにも、そうした企業さんが増えてくれると助かります。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
松江エンジニアリング株式会社
所在地
〒041-1133 七飯町中島1-20
☎︎0138-65-6430 FAX:0138-65-6430
e-mail
kojima@matsue.ecnet.jp

会社概要

代表者名
代表取締役社長 犬塚 富雄
設立年月日
1983年10月18日
従業員数
25 人(正社員 22 人 函館事業所 15 人)
資本金
1,000万円

主要製品・サービス

  • 樹脂型の部品加工
  • プレス型ダイス、パンチ製作
  • ダイカスト型部品加工

主要取引先

松江鉄工所、トヨタ自動車北海道、アイシン北海道、その他大手メーカー

関連会社

松江鉄工所

株式会社ミュートネット



[お話いただきました]
代表取締役社長
市村 淳一 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、函館市専門家派遣型IT活用支援事業の登録専門家(ITコーディネータ)として、道南唯一のベンダー企業です。

経済産業省が推進しているITコーディネータの資格取得者は現在、全国で6300名ほどおりますが道南エリアでは私を含め2名しかおらず業務としては企業が持続的成長を遂げるために、どうITを活用していくべきかを経営者サイドに寄り添った形でITベンダー様との橋渡し役となり、IT関連のツールやシステムを紹介するのではなく、お客様の課題全般を分析して経営戦略の策定からお手伝いをしています。当然問題には優先順位がありますので一緒に考えて、もちろんIT活用の順位が低ければ活用しない提案もいたします。

創業当初から地元中小企業様とのお付き合いの中でITに関わるハード、ソフトの導入から、トラブルサポートまでワンストップでのサービスが提供できたという事がありました。そうした流れの中で地元企業が抱える様々な経営課題を明確化し、持続的成長していく為のIT経営を支援できる事が当社の強みです。

今後の展望について、お聞かせください。

ITコーディネータを自社も含め、パートナー企業様にも広める事で、課題によっては大手に依頼する大掛かりなシステム開発を、経営戦略まで共有できる資格者同士でつながる協力パートナー企業が結集することで地元での開発を可能にします。
そうした経験則を持つメンバーが地域内で連携して、興味本位で新しいITツールの導入を考えがちな経営者様に本当に必要なものを提案することが、真の企業支援と考えています。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

私のセミナーの中でも、度々お話しさせていただいておりますが、IT設備導入補助金の拡大及びPR強化をお願いしたいです。様々な補助金が存在しているにも関わらず事業者さんによって周知の差が大きく、国の予算として中小企業向けに大きく割り振られていても気付かないままの方が多いように思います。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

若手エンジニアの人材確保です。はこだて未来大学様というソフトウエア開発に強い教育機関が地元に在りながら、9割の卒業生が函館から出てしまいます。そうした現状を踏まえUターンの際、当社が選択肢となるよう心がけています。待遇面では極端な差はつけられませんので、「働き易さ」で差別化したいと考え、厚生労働省のユースエール認定も受けました。

※2020/2/27取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社ミュートネット
所在地
〒041-1112 北海道亀田郡七飯町鳴川5丁目12-9
☎︎0138-66-2201 FAX:0138-66-2202
e-mail
email@mutenet.co.jp
URL
http://www.mutenet.co.jp

会社概要

代表者名
代表取締役社長 市村 淳一
設立年月日
1997年5月1日
従業員数
10人
資本金
1,500万円

主要製品・サービス

・IT経営コンサルタント・システム開発・スマホアプリ開発・WEB制作運営・ITサポート・PC販売等
IT利活用による生産性向上のための各種サービスの提供及び提案

主要取引先

市内ベンダー企業、管内各中小企業ほか

その他

・スマートSMEサポーター(情報処理認定機関)2019年4月認定
・2019年11月ユースエール認定企業

株式会社メデック



[お話いただきました]
代表取締役社長
漆嵜 照政 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社メデックは、グループ企業内で設計・製造から販売までを一貫して行う複合エンジニアリング企業です。事業内容としては各種省力機械の開発、精密機械加工、ロボットシステムの設計、アプリケーションソフトの開発、機械器具販売となります。
中でも、自社開発の「IC挿抜機」は1時間当たりの処理数で、他社の2割増となる国内最速を実現。その技術により令和2年度の特許庁長官賞を受賞しました。さらに多品種に手軽に対応するための交換キットを安価で提供するなど国内外の半導体・電子機器メーカーのニーズにきめ細かに対応することで、国内シェア80%を獲得しています。
また現在、各種省力機械にロボット制御技術を連携させた、ロボットシステム製品の開発・販売も進めております。

当社が持つ技術力・開発力は、顧客企業様のニーズに磨かれています。国内の電子・電機、自動車関連メーカーを始め、食品メーカーなど約100社にのぼる企業様の、あらゆるニーズを徹底的に現場で把握することで、オーダーメイド(一品物)機械の作製から、自動車の製造ラインまで様々な要求に対応します。
また海外展開のために社内で「多職業技術者」を積極的に養成。語学能力はもとより、設計(機械設計、制御ソフト設計、画像技術)、営業、ラインビルドに及ぶマルチな業務に対応可能な技術者として、海外展開業務を担わせることでアメリカ・中国・マレーシアを中心とした海外への売上を伸ばしています。

函館で事業をしているメリット・デメリットを教えていただけますか

函館には実業系の教育機関が揃い、特に道南圏では唯一の理工系高等教育機関である国立高等専門学校があります。この学校の新卒生、Uターン生には、当社のような技術系企業にとって理想の人材がいます。実際、当社グループ内のスタッフも40%が国立高等専門学校出身者となっています。

あとは自然災害が少ないという、BCP対策(事業継続計画)での優位性ですね。

漆嵜社長は、函館ものづくり産業アンバサダーとしてご尽力いただいておりますが感想などあればお聞かせください

函館は、観光や水産食品での知名度は高いですが、残念ながら「ものづくり」の印象は薄い。本州の企業様からすると、北海道への進出はイコール札幌周辺です。函館が候補地になるためには、まだまだアピール不足だと感じます。

昨年は、上川大雪酒造(株)様の酒蔵の誘致が決まりました。日本酒の醸造研究に取り組んできた函館高専との連携事業であり、当社も函館高専地域連携協力会という立場で関わりました。できれば今後も、こうした裾野の広いものづくり企業が、函館に出て来てくれることを願っています。

※函館高専地域連携協力会とは
「函館高専の取り組む活動を支援していくとともに、地域連携事業の促進を図り、地域社会の発展に寄与することを目的に設立された産学連会組織」

今後の展望について、お聞かせください

ロボット技術を各種加工装置と組み合わせて、更なる無人化を実現します。装置技術に精通した当社で、ロボットシステムの設計から装置の組み立て・設置まで一貫して対応致します。

ですからお客様のニーズに応じて最適化したロボットシステムの構築が可能です。またロボットの安全な運用に欠かせない利用技術者の指導資格の取得など、サポート充実も図っておりますので、安心してお任せいただけます。

※2021/1/26取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社メデック
所在地
〒042-0958 函館市鈴蘭丘町3-133
☎︎0138-52-9775
FAX 0138-52-9637
URL
http://www.medec-ltd.co.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役 漆嵜 照政
設立年月日
1989年(平成元年) 1月
従業員数
グループ240名(内函館190名)
資本金
2,310万円

主要製品・サービス

●自動機設計製作●精密機械加工●精密機械加工部品●機械器具販売●ロボットシステム設計

[自社製品]
●IC挿抜機(国内最速機)●レザーマーク機 他

主要取引先

(株)デンソー、エプソン(株)、(株)ディスコ、ルネサスエレクトロニクス(株)、(株)アムコーテクノロジー、(株)アドバンテスト、(株)ダイナックス 他

関連会社

●(株)プロメック(精密加工部品製造)

●(有)CAMセンター(NCデータ作成)

株式会社ワダエンジニアリング



[お話いただきました]
函館R&Dセンター長
磯部 稔 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、航空機産業において60年以上の歴史と実績を持ち、航空機の治具・金型・部品などの機械加工、人材派遣等を行っている、和田製作所のグループ企業としてスタートしたエンジニア集団です。民間旅客機や防衛省が2035年に配備予定の次期戦闘機の開発等、日本の航空機産業は開発力や製造能力を維持する為に常に新しいものにチャレンジしています。
そんな成長産業での期待に応えるためにも、当社は安定した基盤の中で、社員育成に力を入れております。また、100年に一度の技術改革期といわれる自動車産業は、EV化や「空飛ぶ車」など最先端技術の集合体となっていることから、当社も新たな取り組みとして、こうしたシステムの開発に参加しております。
あくまで航空機産業に軸足を置きつつも、事業の多角化も進め、さらなる成長と発展を目指しており、2017年開設の函館R&Dセンターは、将来、公立はこだて未来大学や函館高専との航空電子分野の技術開発や、ロボット開発での共同研究を目指す拠点として開設いたしました。
今後は雇用創出や人材育成などにも積極的に取り組み、函館地域の発展に寄与したいと考えております。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

函館ものづくり産業アンバサダーをされている㈱ビックボイスの佐々木社長から紹介を受けたのが始まりでした。函館高専や、AIを研究されている公立はこだて未来大学があることから、今後ますます期待される情報技術分野で活躍できる、レベルの高い人材が確保できるのではと思い、進出を決めました。

今後の展望について、お聞かせください。

当社は「空飛ぶクルマ」実現に向けて様々な分野での技術ノウハウを広く蓄積しています。函館では特にはこだて未来大学様との共同研究も行っているところの情報技術分野に重点を置いておりますので函館R&Dセンターを今後15~20名体制とすることを目指しております。

函館にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

ものづくり企業ですね、特に、設計から製造まで行うような企業さんです。情報系のエンジニアさんがいる企業さんであれば、相互に協力し合える事も多々あると考えます。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社ワダエンジニアリング
所在地
[本社] 〒455-0024 愛知県名古屋市港区大江町6-18 第4菱興ビル2階
☎︎052-825-4731 FAX:052-825-4732
[函館R&Dセンター] 〒041-0801 函館市桔梗町379-32 函館市産業支援センター
e-mail
v5@wadae.jp
URL
http://www.wadae.jp/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 和田 伸夫
設立年月日
1999年5月14日
従業員数
101人(うち函館 1人)
資本金
3,500万円

主要製品・サービス

  • 航空機開発や自動車開発の技術支援

主要取引先

三菱重工業㈱ 名古屋航空宇宙システム製作所、三菱航空機㈱、中菱エンジニアリング㈱
㈱ジャムコ、㈱SUBARU、トヨタ車体㈱、トヨタ情報システム愛知㈱、㈱デンソー、
㈱トヨタプロダクションエンジニアリング、大橋鉄工㈱、㈱メデック

関連会社

<グループ会社>
㈱和田製作所、㈱エアロ

株式会社ワッズ



[お話いただきました]
取締役総務部長
泉  亮大 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社は、ミネラルウォーターのオリジナルPBをラベルの作成から製品としてボトルに詰めるまで一貫してお受けして、大手メーカーの一括製造、一括納品では対応できない小ロットでの分納を希望される小さな店舗や小規模イベントでも利用可能な製造体制を整えているのが強みとなっております。

また当社のミネラルウォーターは味わいの違いにこだわり、非加熱製造を採用しておりますが中小メーカーでは少ない製造方法です。さらに水質はpH8.2、弱アルカリ性で硬度26.4と軟水で、柔らかく飲みやすいのが特徴です。七飯町は水が美味しい地域として定評があり、七飯町になる横津岳周辺ではいくつか井戸が掘られ使用している食品工場も多いと聞き及んでおります。ワッズの水は先代社長(故人)が飲料用に掘った井戸水を検査に出した際に、飲用に適した良質な水であると専門家からお墨付きを頂いて商品化することになった経緯がございます。株式会社ブロイハウス大沼様ではワッズの原水を使用し、地ビールの「大沼ビール」を製造しています。また食品や化粧品に利用されたり、中には「洗顔」に使用しているなど「飲料」だけでなく「原料」としても広く利用されております。

現在当社では首都圏の企業様の依頼による290mlサイズの「オフィスウォーター」を製造しています。来客時や会議時のお茶出しに代えて利用していたり、お帰りの際に渡したりしている様です。また社内において社員さんが自由に飲める様にする等、福利厚生としての側面もあるようです。

函館地域にもっと増えてほしい業種・業態の企業はございますか

どんな業種・業態でもオリジナルウォーターに興味のある方、ノベルティやイベント企画の担当者、景品利用でも販売でも、ご依頼があれば当社の営業部がどこへでもお伺い致します。

函館地域の支援機関からのサポートに満足していますか

人が固定化されがちな中小零細企業にとって、異業種間の交流など横のつながりが互いの成長の為になると思うので講演会や年配者の交流会ばかりでなく、もっと仕事に直結する若手の交流会を企画して欲しいです。

今後の展望について、お聞かせください。

施設・設備は設立より25年が経過し、そろそろ更新時期と考えており、幸い土地だけはあるので、現在製造ライン・倉庫など色々と検討しているところです。より良い環境を作って、より良い製品をお届けできるようにしたいと考えております。

今後について、課題となっている部分をお聞かせください。

昨年来、首都圏への出荷が増えて、人手の確保が急務ですが、場所がら通勤に懸念があるのか応募の方が年齢の高い方ばかりといった状況で非常に苦慮しているところです。

※2020/3/4取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社ワッズ
所在地
〒041-1354 北海道亀田郡七飯町字大沼町840番地
☎︎0138-67-2227 FAX:0138-67-2552
URL
http://www.wads.cc/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 本井 晃一
設立年月日
平成7年4月
従業員数
13名(正社員7名)
資本金
5000万円

主要製品・サービス

  • 夢水氣
  • 北海道大地の水
  • 保存水
  • 市町村水
  • PBウォーター

主要取引先

マザーウォーター(株)、ANA FESTA(株)、(株)JTB商事、三本珈琲(株)、道内外各ホテル

関連会社

マザーウォーター(株)