株式会社デジタルハーツ



[お話いただきました]
函館事業所副事業所長
今 昭広 様

自社の強み(特徴的な技術や製品)についてお聞かせください。

当社はデバッグ作業を専業として起業しております。現在はウェブサイトなども多くなっていますが、創業当初はゲーム関連のデバッグで始まっています。アミューズメント系を中心として進め、携帯・スマホのアプリと出来る業務が広がっていきました。

全国で総勢8,000名の登録テスターが在籍しています。北海道ですと札幌、函館、仙台、東京圏で東京、名古屋、松山、京都、大阪、福岡、博多に登録テスターがおりまして、どこの地域でお仕事を受けましても同じように業務が行えます。特定の場所で人員が足りなくなったとしても、別のエリアの人員を当てる事が可能になっています。例えば函館の人員はまだ少ないですが、大きな案件でも問題なく受けられます。そうした機動力及び創業以来培ってきたテストノウハウの蓄積があることが強みとなっております。

現在、函館ではデバッグ業務、BPO業務やコールセンター業務などを行っております。また、函館事業所独自の業務としてメールサポート業務も行っております。

メールサポート業務は製品についてのメール問い合わせに対応するもので日に200件程度の案件がございます。その中には問い合わせ内容についての検証作業を函館以外の拠点で行ってお応えしている案件もございまして、今後、函館でもこうした作業を行っていく予定でございます。

函館地域へのご進出の決め手を教えてください。

函館市企業立地の促進における助成制度が大きかったと思います。またクロス・コミュニケーション様から協業の提案がありました事がきっかけとなっております。

函館地域に立地したことによりどんな効果がありましたか?

進出当初は協力会社であるクロス・プロップワークス様との連携で人員を融通し合うことも出来ましたし、案件を共同で進める事も出来ました。

現在は函館周辺の地域企業との連携強化や支援により、新たな事業への取り組みと推進が可能になりました。

雇用の状況についてはいかがでしょうか?

現在、函館での登録されている方は40〜50名程度になっておりますが、当初予定していた常時50名程度の稼働を実現するためには現在の倍程度の登録が必要だと思っています。函館が地元の方を中心に考えておりまして、函館市が運営しているIJUターン希望者向けのマッチングサイトである「函館しごとネット」にも最近登録したことからUターンを含めて新たな地域での活性化が期待されています。

今後の展望について、お聞かせください。


本社との連携を強化して、首都圏等からの大きな案件における運用支援の土壌を固めていきたいと考えております。

例えば都内で受け切れなくなった案件を函館でも行えるようになればと思っておりまして、そのためには人材のレベルを上げていくことが必要と考えております。

※2020/2/18取材

ご紹介企業基本情報

社名
株式会社デジタルハーツ
所在地
[本社] 〒163-1441 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル41F
☎︎03-3379-2053 FAX:03-3379-2054
[函館事業所] 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町1-14 五稜郭114ビル2F
☎︎0138-54-7622 FAX:0138-54-7633
URL
https://www.digitalhearts.com/

会社概要

代表者名
代表取締役社長 玉塚 元一
設立年月日
2001年4月19日
従業員数
正社員 533人(うち函館事業所 4人)
資本金
276百万円

主要製品・サービス

  • デバッグサービス
  • システムテストサービス
  • セキュリティサービス

主要取引先

株式会社スクウェア・エニックス

関連会社

・親会社:株式会社デジタルハーツホールディングス